
昨日書いていたように、今日は
村山陽展(長岡小嶋屋CoCoLo長岡店)の展示入れ替えもおこないました。2作品をはずし、3作品(「旧工学部の樹林」「秋燈」「妙高早春」)の追加となります。
以下は現在の展示作品のリストで、今月31日まで展示中です。
no. |
作 品 名 |
技 法 |
1 |
旧工学部の樹林 |
水 彩 |
2 |
秋 燈 |
水 彩 |
3 |
真夏 真昼 |
水 彩 |
4 |
冬 の 樹 林 |
水 彩 |
5 |
妙高早春(池の平 いもり池にて) |
水 彩 |
6 |
たんぽぽ 翔んでゆけー |
水 彩 |
カフェギャラリーFATO・吉野榮子展の展示作品入れ替えを、今朝、同店の開店前におこないました。大画面の新作2点が加わりましたので、入替作業の開始時に撮った写真(右)とともに、会場風景を。
吉野榮子(REN)展/10月16日(日)まで開催中(火曜定休)
プルトニウムが原発敷地外で初めて検出された、ことを伝える今朝の新聞記事である。上は新潟日報、左は読売新聞。
これが平時ならば天地がひっくり返ったぐらいの大ニュースなはずだが、なんだか「慣れっこ」になってしまったのか扱いはそう大きくないし、読むほうも慣れっこで、こういった記事にそう驚かなくなった感もある。ちなみに正確にいえば、敷地外でのプルトニウム検出はこれまでも一部研究者などが測定し報告されていたから、今回は「国の検査で検出され、国が認めた」ことが初、ということである。
そうそう驚かなくなったと言いつつも、私自身そのなかで驚いたのは、原発から45キロ離れた飯館村で検出されたこと。「プルトニウムはひじょうに重い金属だから(たとえ漏れたとしても敷地内でとどまり)遠くへはとばない」という説明が、東電や政府からこれまで何度も繰り返しなされていたから。なんだ、45キロも飛んでいったじゃないか、というところである。
ということで、このニュースのポイントは「遠く離れているゆえ検出されるはずがない、とされてきたのに飯館村でプルトニウムが出た」ことにあろうと個人的には思うのだが、新聞各紙でとらえ方はかなり違うようだ。新潟日報はその点さすがで、これまでの経緯もわかりやすくまとめたうえで記事にしており、さらに、前になされていた説明との違いについても、東電の談話までとって掲載している。読売は見出しに「双葉町」とつけたりして、「遠く離れたところで検出されたこと」に問題性を感じるものからするとイメージを柔らかく操作しているようにも受け取れたし、朝日にいたっては記事は大きいものの、細かなところでの説明に終始していて私にはよくわからない記事だった。