映画「君の名は。」を見た。
映画ファンにしてみたら何を今更、という話なのだろうけども、映画はそんなに見ないし、さらにアニメとなるともっと見る気がせず、だからそもそもが興味なぞまったくなかったのだ。
だが数日前、知人がblogでこの映画について書いているのを読み、俄然興味を持った。ラストシーンの「電車が併走するところからの数分間のために三回映画館に赴いた」という、記されていたその動機に妙に魅かれるものがあったからである。
氏はネタバレをしておらず、「男子学生と女子学生の体が入れ替わるなんて、どこかであったようなチンプなSFそのものじゃん」程度のことしか知らずにいたが、予備知識を持たないで観れたのはたいへん幸せなことであった。期待に違わず堪能し、今からだと氏のように三回というわけにもいかないだろうが、もう一回くらい見てもいいと思った次第。

「老舗旅館の…」と書ければ格好がつくが、建物の古さだけが判断基準ではないから、そう書いていいのかどうかと迷う。ネット辞書によると「数代続いて繁盛し、有名になっている店。昔から長く続いて信用ある店」が老舗というのだそうだ。たしかに有名といえばある意味有名ではあるけれど、う~ん、やっぱり意味がずれてるよねぇということで、タイトルは「某旅館の建物解体」である。
と、どうでもいいような前文はまったくに駄文だが、それで何が言いたかったかというと、長岡駅前の寿屋旅館が最近解体されたということ。昨日、
長岡小嶋屋の展示入れ替えで駅周辺に行った際に気がついた。つい最近、解体されたばかりのようだ。
3年前に
「長岡駅前の趣きある旅館」と書いていたのだが、このところやけにその記事への来訪者が増えていて、おかしいとは思っていた。