
インクジェットプリンターの具合がいまひとつで、近くの家電量販店に行ってカタログを貰い、見たら「10色」インクなんてのが目に入った。プリンターの最新情報に詳しくないからへぇーなんて思ったら、上には上があって12色なんてのもあるらしい。4色印刷と言えばCMYK、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックでわかりやすいけれど、12色はなんだか子どもが使う水彩絵具セットみたいだ。 どんな組み合わせなのだろう。
いま使っているプリンターは4色インクで、プリントヘッドが詰まったのか、不具合症状は黒はふつうに出てくるがマゼンダインクが出てこないというもの。だからカラー印刷はおかしな色調だけど、黒一色でかまわない文書の類は何ら問題ない。日本製プリンターの場合、インクタンクが1色でも空になると途端に「新しいインクタンクに替えろ」と几帳面に言ってきて、「黒一色だけでやってよ、マゼンダなくても気にしないよ」と思ったところで動くのを拒否されてしまうけれど、今回面白いのは(カラーインクが出てはないのに)機械はOKと思うらしく、ちゃんと動くこと。色を気にしなければいいのである。
プリンターで困るのは、これから打ち合わせで外出するから大急ぎでプリントして…なんてときに限って、しかも黒一色のプリントでまったくかまわないのに、カラーの●●色がありません(だから動くのヤダ)と言われてしまうこと。黒一色印刷でよいときも多々あるわけで、今回の故障はそんなストレスから解放されたと取ればケガノコウミョウである。
だから簡便印刷用にまだ使うつもりだけれど、カラープリントが一切出来なくなるのはいかんせん仕事にならず、1台追加購入となった。以前の2台体制に戻り、長々と書いてはいるが本日のblogはつまるところ、カタログを貰って→買った、というだけのことだった。意識はなかったが時節柄消費税増税前絶賛セール中で、うまくそれにあたったみたい。
ところでくだんの12色プリンター。そうなるとインクタンクの交換も12色分、4色インク機の3倍に増えるわけで、年がら年中「●●色が無い」と言われ続けるんぢゃないかしら。と、まぁ杞憂みたいな余計な感想。