ジャズピアニストのバド・パウエルといえばやはり「クレオパトラの夢」で、
先日書いたチック・コリアのトリビュート盤にも同曲が収録されている。でもこれは日本発売盤のみのボーナストラックで、私はジャズ評論家でないから海外の事情を知らないけれど、この曲の人気が特にきわめつきなのは日本特有のことなのかもしれない。直截的に書かれてない評論家の解説にそんなことを思ってみた。
クレオパトラの夢は多くのピアニストが演奏している。そういえばピアノトリオなのにベースが主旋律を弾くという珍しいパターンをケニー・ドリューがしていたはずと、CD棚の奥を探すより先にユーチューブを見てみた。さすがにそんなマニアックなものは出てないようだったが、でもそうこうしている際に発見というのかちょっと驚いたのは、クレオパトラの夢で今検索すると真っ先に甲田まひるなる19歳のピアニストが出てきたこと。その昔、山中千尋が
澤野工房で出したデビューアルバムを買い求めているが、最近はジャズの新しい動向に気をとめなくなっていたようで、よく知らないでいた。
下の画像はそのchihiro Yamanaka Trio「
LIVING WITHOUT FRIDAY
」
。
甲田まひる a.k.a. Mappy 『クレオパトラの夢』
https://www.youtube.com/watch?v=VK48Wf5HKf8



昨日と一昨日は、3月に展示する作品の引き取りが2件あって連続で。計11作品。今日はその作品を写真に撮りたいところだったが、他用事が重なって準備はそこまでたどりつけず。明日に回すことにした。
地元スーパーに立ち寄ったら、特に北海道フェアということでもないのだろうけど、入口すぐに「マルセイバターサンド」を平置きしたコーナーが設けられているのを発見。六花亭の菓子。北海道だなぁこれ好きなんだよなぁと思いながらつい衝動買いする。お菓子は大地の恵みと包みに書かれていた。

昨日の上越までの車中BGMは珍しく、チック・コリアにしていた。
先週訃報を聞き、中学生の頃からチック・コリアよりもキース・ジャレットを好んでいたからそのCDは多く持ってないけれど、ひとつくらいはあったはずと棚から探し出したもの。バド・パウエルの曲を演奏していて、そこに魅かれて買い求めたのかもしれない。1996年の録音でちょうど四半世紀前。アマゾンみたらいまは絶版のよう。
REMEMBERING BUD POWELL
CHICK COREA AND FRIENDS
バド・パウエルの追想/チック・コリア・アンド・フレンズ
連日の好天のなか昨日の日曜は上越市高田まで。上越教育大の卒展に行く。
大学院修了生4名、学部卒業生3名、計7名の研究と作品の展示。
会場内ではメモはとるものの写真はやはり撮れないから、シャッターを押せない反動は帰路の建物探訪に向かうよう。
いつか写真を撮った円柱状建築がルート上にあると、春秋会館と揮毫された看板のあるそちらに寄ってみる。

キャノピーは先端に柱1本で左右を片持ちで支える構造。意匠デザインもユニークである。建築構造的にも、屋根上に見込む積雪荷重の負担の大きい雪国では珍しいスタイルだろうとそんなことを思っていたら、隣接する上越地域振興局のキャノピー(↓)も一風変わった形状だと気づいた。
上越教育大学芸術系コース「美術」第37回 卒業・修了研究展
2月11日(木)~17日(水)、月曜休館/会場:ミュゼ雪小町
天気が好く、昨日は案内をいただいていたGallery OSHIOでの大学生展に。駐車場が無いこともあって好天の日に歩いて行くことになるが、道中ちょうど中間地点の
旧長岡現代美術館解体現場脇を通りながら向かうことも
前回と同様。展示のほうは今回は長岡造形大クラフトコース3年生の6人展。6人のうち、ひとりの作品は小さなギャラリーの一室を飛び出し隣接する別建物に展示しているとのことで帰路はそちらにも回ったが、どうもタイミングがあわなかったよう。あいにくそちらは見れなかった。

案内ハガキに作品が掲載された学生はおそらく彫金の専攻と思われるが、彫金、七宝、写真とジャンルに括らず小品を並べつつ、部屋に既設の窓ガラスをも作品に組み入れていた。

今朝8日付の読売新聞。おそらく読売新聞のスクープだと思われますが、一面トップは平山郁夫や東山魁夷らの版画の偽作が長年に渡り大量に出回っていたというニュース。警視庁捜査中とのことだが、同紙社会面には「金に困り制作」と、摺師への取材を含め背景が詳しくある。
昨日は巻にあるギャラリー「BAUHAUS666」でのグループ展を観に行く予定を前々から決めていて、ルート上にちょうどいいからとそこに急遽いくつか加えた。長岡から弥彦経由で巻、そのあと燕~三条に回り8号線に出て帰るというコースである。
朝、webで天気予報を見て、弥彦燕方面は晴れと確認して(安心して)向かった。上の画像、移動中の大鳥居のあたりになってようやくそのイメージになったけれど、でも途中の弥彦では予想外の吹雪だった。
廻った順に記しておくと、弥彦「鎚起工房清雅堂」(久々に2階ギャラリーを観覧、案内してもらう)→BAUHAUS666の8人展“集う蟲たち展”、燕のセレクトショップ「FACTORY FRONT」に立ち寄り、燕市産業史料館に。同館の企画展示室ではこの日から、「
第44回燕手仕事展」が始まっていた。
下は弥彦交差点で、予報では言ってなかったはずの「吹雪」状態。
2019年まで「弥彦・野外アート展」の会場として使っていた階段広場もルート上にあるからと、写真に収めてみる。当たり前だが雪にすっぽり埋もれていて、かろうじて段状の光景でその存在を伝えていた。
先日書いていたように、本日は笹川眼科の待合室展示作品の入れ替えに。
無事に作業完了し、いつもだとその日のうちにすぐ展示風景を載せるところですが、今日は他でちょっと立て続いていて画像整理も遅れていることから、展示の光景は明日のアップといたします。
朝から好天。STUDIO WATARIMACHIの一室で長岡造形大生の4人展が開かれていて観に行った。
昨夏に大学院生の個展に行った際はそうではなかったが、その一室にはいまGallery OSHIOなる名前がついてるとのこと。
出展の4人は彫刻ゼミの3年生。おそらく木彫が専門のゼミと思われるが、4人中1人だけ、木ではなく紙の作品を出展していて、しかもそれが面白い出来なものだから目をひいた。素材はケント紙に墨と白墨。軽く小さな作品ながら壁面インスタレーションにと仕立てていた。
長岡造形大学彫刻ゼミ展
-Recollection-
1月24日~2月1日/Gallery OSHIO