アート日和 from Niigata -アトリエZen-

新潟県長岡市で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…

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外山文彦作品記録集(2020年編集版)_2020年10月発行/
郵送にて販売中です
詳細↓
https://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-5768.html

アトリエZen 展覧会案内
infomation




長岡小嶋屋“蕎麦×アート” 蕎麦店内壁面をアートで彩ります。
CoCoLo長岡店
3月1日~5月9日:頓所康則展(ペン画)〓展示中〓
/ウィルス対策で営業時間の変更がなされる場合もあります。長岡小嶋屋のホームページ等最新情報を確認ください


銀座ニューメルサ店
(銀座5丁目、ニューメルサ8階)
銀座ニューメルサ店は2014年12月20日をもって閉店となりました。

蕎麦店内の壁面を使っての展示となりますので、来場時にはワンオーダーをお願いします。アートの織り成す時間と空間を、美味しいお蕎麦とともにお楽しみください。
そばがきといった蕎麦店特有の和風スイーツや、コーヒー等の喫茶メニューもあります。 CoCoLo長岡店:ティータイムのデザートセットの例。(コーヒー315円)


ラ・ボントーン(長岡の人気のパン屋さんのなかに絵を飾っています)
vol.39/3月11日~5月6日:
水渕凜 展示案内



小冊子「外山文彦・CANVASシリーズ」、発行しました。



■舟見倹二・作品カタログ販売中
封じられた世界から
~舟見倹二BOX ART

メールでご注文ください。
詳しくはこちら↓
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/
Entry/212/

舟見倹二・作品資料集「版の軌跡1976-2011」(2011年11月発行)

【作家ファイル】
外山文彦 CANVASシリーズ



エスクィント閉店のお知らせ↓
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/
Entry/172/


記録

-Canvas- 外山文彦展
2017年6月10日~7月9日/ギャラリー空華 <記事index>

現代美術展「地下光学」 index↓
http://atelierzen.blog.
fc2.com/blog-entry
-3742.html




CANVAS 外山文彦展
2016年10月1日(土)~10月9日(日)/CoZAの間(横浜市港南台) 記事index:
http://atelierzen.blog.fc2.
com/blog-entry-3679.html


弥彦・野外アート展

10th 弥彦・野外アート展2019 -ファイナル・ステージ-〓終了しました〓
記事index:
http://atelierzen.blog.fc2.
com/blog-entry-5193.html


お知らせ

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長岡小嶋屋「CoCoLo新潟店」、2015年1月新装オープンにあわせて信田俊郎水彩作品を飾りました。
http://atelierzen.blog.fc2.com
/blog-entry-2886.html




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■ 2014.1.20
アトリエZenのHPができました
http://atelier-zen.jp/


アクロイド殺人事件

エックス展会期中に時間的な余裕はとにかく無く、そのころ録画していた名探偵ポワロ「アクロイド殺人事件」をようやく観ることになった。BSで放映している、イギリスBBCのテレビドラマ版である。

で、結論としては、このBBC版はクリスティの原作「The Murder of Roger Ackroyd」(アクロイド殺し)を未読のひとは絶対に見てはいけない、ということ。なぜかと言えば、ネタバレになるから少しはボカして書くと、なぜこの小説が名作とされアガサ・クリスティの代表作のひとつに数えられるのかは、発表当時にフェアかアンフェアかの一大論争を生んだ記述方法、「●●●が▲▲だった」という(当時の)革新性にこそあるが、BBCドラマ版ははなからその設定を捨てているから。そうなると、他に出てくる録音機のアリバイトリックなんかは現代からするともうチープすぎるし、犯人も(映像ではもう最初からピンときそうな人物で)意外性が小説とは一転まったくなくなるから、推理小説古典の名作なる肩書もどこかになくなるわけだ。別に肩書はなくてもいいのだけれど、原作未読のひとは「なぜこの話が代表作なのか」きちんと理解できず、訝しがって終わる寸法だ。
まぁアクロイド殺しはあまりに有名で、未読なのにどういう犯人なのかを知っているケースはよくあるから、またBBCもその前提での制作だろうと思われるから、いちいち今更言うこともないのかもしれないけれど。 ただ訝しがって終わった未読のひとがあとから原作小説を読もうとすると、「●●●が▲▲」という肝が小説冒頭にわかってしまい、驚きも何にもない。1分で終わってしまう。そうしたひとはいるかしら。

ちなみに「未読なのに犯人を知っている」のは私もそのひとりではある。いつだったか連載エッセイのネタにもした。さらに書けば、本事件のポワロの推理を研究した大学教授の本まで読んでいるのに原作小説のほうは(昨年の今ごろ田村隆一翻訳版を入手したものの)最終章周辺の一部だけでまだ全部は読んでない。 昨年のblogで「犯人を知り」→「その推理への疑義の研究本を読み」→そこから原作読むのは順序がまったくもって逆、しかし裏側を知って読むというのも一興、と書いていたが、今回さらにテレビドラマ版もそこに加わったということになる。
そうした愉しみ方もいいと思うけれど、BBC版のエンディングについて書いておくと、犯人が自死するという設定をなんであんな大袈裟に立ち回るものにして、原作にある余韻みたいなものを消し去ったのか。前に書いた検察側の証人もそうだったけれど、BBCの改訂版はどうも好みが合わなかったようで。

ハルカの光

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昨日の読売新聞「日本画巨匠の偽版画」を読んでいたらその裏側つまりテレビ欄に、「名作照明ドラマ」とあるのが目に入った。
最初「名作(の)“照明ドラマ”」というふうに見えてしまい、自ら名作と名乗るのも可笑しいしそもそも照明ドラマって何だろうと思ったが、よくよく見たら「“名作照明”(の)ドラマ」であった。とは言っても、専門店を舞台にする名作照明のドラマも珍しく、異色。さらにはNHK Eテレ、つまり教育テレビで放送されるというのも珍しい。珍しついでに、同紙にこの日載っていた試写記事の「光と影が織りなす映像が心の機敏をも照らし出して秀逸」なる記者感想にも興味を覚え、昨夜の第1回を見てみた。

登場人物は照明器具専門店の店員(黒島結菜)と店長(古舘寛治)に、訪れた客。ほぼこの3人。訪れる客は毎回ゲスト俳優が充てられて変わるのだろう。この日はイッセー尾形演じるすし屋の頑固職人。この道40年の古い寿司屋。特に凝った照明を求めたわけではなく自店の電球が切れたから100Wの電球を買いに来た、というただそれだけの話だけれど、その人物の背景にもさりげなくスポットがあてられ、物語となる。会話のテンポもカメラワークも独特なムードを醸し出し、なるほど、記者のいう「秀逸」というのもわかる気がする。映像が心の機敏をも照らし出すという表現は、照明ドラマにあってなるほどと思った次第。
全5回、月曜夜7:25~


●黒島結菜が「光」で苦悩を晴らす、NHK『ハルカの光』(cinra.net)
https://www.cinra.net/news/20201222-harukanohikari

逆転のスワン

バレエ監修を熊川哲也がおこなっているバレエドラマがあると最近になって知り、録画していた昨夜放送分を今夜は見ていた。
NHK BSプレミアムの「カンパニー〜逆転のスワン〜」。

日曜夜放送のそのドラマは第3回になっていた。第1回第2回と見ておらず、web上であらすじなども敢えて調べもしなかったが、第3回にもかかわらず主要登場人物にはテロップで役名と肩書、それがバレエ団の人ならばプリンシパルとかバレエミストレスとかと記されて把握しやすいし、しかも初っ端からダンサーの謎めいた腰痛事件が起きなんだなんだとひきこまれるから、頭に入りやすくあった。あとから確認した部分も含めて大雑把な“あらすじ”を記すと
井ノ原快彦演じる総務一筋で生きてきたサラリーマンが、左遷でバレエ団に出向。バレエとは無縁だったのにそこで課されたのは『白鳥の湖』大規模公演を大入りにするという荒唐無稽なミッションで、主演ダンサーの腰痛事件などドタバタに巻き込まれながらも、バレエ団の年末興行の成功を目指す
といったところだろうか。

テレビドラマの類はほとんど見ないが時たまひょんなことから嵌ってしまうものがある、と以前はよく書いていたが、なかなか最近、そううまい具合に「嵌る」までいかない。昨年の「チャンネルはそのまま!」はわたし的なツボをついてはいたものの、観たのが“いきなり最終回”では嵌る愉しみを得る時間もなく終わるわけだ。今回のカンパニーは1話みただけだが面白くなりそうで、Kバレエカンパニーのバレエも出てきて久々に嵌るかなと直感。しばらく楽しみにしようと思う。


さて画像は本文とは全く関係なく、本日撮った一枚。移動中の信号待ちの際、車中から(またもや)ディスプレイも覗かずシャッター押したもので、ピントもあわせてない。天気が良かった。

「美」つながりということでもないけれど

昨夜は録画していたNHK「美の壺」“華やかに物語る バレエを見て、そのあと「美」つながりということでもないけれど、同じ日曜の放送でついでのように録画していたテレビドラマ「美食探偵-明智五郎」を見た。

この「美食探偵-明智五郎」は初回のとき新聞テレビ欄で偶然そのタイトルを目にし、原作は知られたマンガらしいが私は知らず内容はわからなかったけれど、明智小五郎ではなく五郎というあたりでてっきり、コメディタッチの軽いものかと興味をひいていた。 テレビドラマの類は基本見ないがひょんなことから嵌ってしまうものがあり…とはよく書くが、 コミカルな推理モノといえば貫地谷しほりがコメディエンヌぶりを発揮した「キミ犯人じゃないよね」とか「私の嫌いな探偵」とか、好きでよく嵌る傾向にあるから、久々に嵌るものが出たかとそんな予感が最初あったわけだ。
でも案外そうでもない。軽いだけの話ではなく、おそらくは原作が私に合わないのだろう。コミカルな要素も多くてそれなりに楽しんではいるものの、特に刑事2人の大袈裟にふった演技に顕著だけれど、コミカルを意図して逆に滑っているところも目立つ。今回の放送では他の人のお見合いの席にスライディングして滑り込むという現実離れしたことを、すなわち「まるでマンガだ」としか見えないことをしていて、もともとマンガではあるけれど名実ともに「滑って」いるなぁなんて思いながら見ていた。
と書きながらこの日の最後のシーン。撮影はその一場面だけが完了しておらず、新型コロナの影響で結局、当初予定の撮影は出来なかったらしい。
だからエンドロールが流れたあとの本来収録が出来なかった最後3分、一転させて全面黒の背景、演劇舞台調の演出に変えて撮ったのはテレビ的には苦肉の策だったかも知れないけれど、しかし主人公の心情がよりクローズアップされる効果を生み、コロナ云々と言い訳する必要はまったくないくらい。そのラストシーンを見て、今後再開はなるのだろうかなんて、気にかかる。

チャンネルはそのまま

何とはなしに知人のblogを覗いたところ、正月に出身地の北海道に帰省したときのことが記されていた。
いつも氏が記すマニアックな建築の話ではなく、書かれていたのはテレビドラマのこと。 北海道のローカルテレビ局を舞台にしたドタバタコメディチャンネルはそのまま!」の実写版ドラマがあり、「開局50周年ドラマ」とか「2019年日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリ受賞」とか大々的に謳って、モデルとなったその北海道テレビ放送(HTB)で放送されていたという話。正確には当該テレビ局では昨年3月に5夜連続放送されていて、受賞記念なのだろうか年末年始特番的な再放送だったよう。

原作はマンガで佐々木倫子作。
佐々木倫子は好きな作家で、古くはおたんこナースやHeaven?、近年では綾辻行人とコラボレーションしたミステリーを読んでいるが、この「チャンネルはそのまま!」は佐々木の著作として知ってはいたものの未読である。読んでなかったこともあいまって、へぇ~なんて思いながらちょっとした興味でその北海道テレビのウエブサイトを見てみたら、当地の新潟テレビ21でも放送が本日あるではないか。なんとも急だったけれどギリギリ間に合い、その放送を見たという次第。ただ全5話のなか今日はもう第5話になっていて、「いきなり最終回」だったけれど。

なかなか面白かったから未読の原作マンガのほうを読んでみようと思う。マンガ→実写ドラマについては、たいてい先にマンガを読んでいて(そのマンガが好きで)後からドラマを見るパターンだったが、その逆パターンになる。マンガでのイメージに実写が合わなくてぜんぜん面白くない、というのはひじょうによくある例だけれど、さて今回の逆パターンはどうなりますやら。

      

Heaven?

昨日の新聞テレビ欄。あまり芸能ニュースを見ておらず、いきなり新番組Heaven?とつい目に入ってしまったから驚いた。
いつの時代の漫画なのか、とはいっても「平成」の時代だろうけれど、でもおそらくは20年くらいも前ぢゃないか。この漫画はとても好きで、当時たしかリアルタイムで読んでいた。
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いま佐々木倫子がブームなのかどうか知らないけれど、それにしてもいまどきのテレビドラマはこんな古い漫画を引っ張り出して使うのかとちょっと思ってしまった次第。せっかくだからと録画して見てみたけれど、原作にあるコミカルさはテレビでは生きないかのようで、また活かすスベとかないからスベるのか、「演出がかなりスベってると、酷評が相次いだ」なる話は、まぁその通り。私も酷評である。でも、主演の石原さとみは最初まったくの違和感でしかなかったものの、回を重ねこなれていくと案外(主人公のキャラとしては)面白いのかもしれないね、なんて予測的感想は持つ。

レストランを舞台にした、コミカルなテレビドラマといえば、5年前くらいの「dinner」がよかったと思い出す。あと、それこそ昭和の時代だけれど記憶にあるのは、ちょっとマイウェイ。


Heaven? 1 (小学館文庫 さF 6)

アイムホームと考えさせる余韻と無くなった七輪のモチ焼き


自分の趣向にはまず合わないだろうという妙な確信はあったものの、先日からスタートしたテレビドラマ「アイムホーム」を時間遅れで見てみた。
確信していながらとりあえず録画はしていたのは、もう20年近く前になる原作の漫画をリアルタイムで読んでいて、その独特の世界に魅きこまれていたから。作者の石坂啓さんは今や週刊金曜日の編集委員を務めるなど社会派の作家として知られるが、この漫画が連載された頃はイメージとしてややおちゃらけたものがあり、作風のいきなりの変化に当時驚いた記憶がある。
ついでだからと、上下とも持っている単行本を書棚から久々に取り出してみた。1999年の初版本。今回のテレビドラマにあわせて再刊されたものは表紙デザインが大きく変わっているらしい。


で、肝心のテレビドラマのほう。
やはり私の感覚には外れ。キムタクとか上戸彩とかビッグネームが出てくるものにはありがちなところで、予想通りであった。テンポがゆっくりしているのに原作にあったどこか深く考えさせる余韻みたいなものはなくなり、ことさらミステリーという言葉が強調されて出てくるのもテレビ的といえばそうなのだが、原作からすると安っぽい感じがしなくない。
以前、松本清張をひきあいに「改訂版の魅力」について書いたことがある。漫画をテレビドラマ化する際も当然それに合わせた改訂が必要だから、要は改訂の仕方が好みとは遠かったわけだ。しかし逆にキムタクファンにすれば新しい役柄で新境地もみせているし、ナレーションも含めて前面に押し出しての登場でこれでいいのかもしれない。

改訂という観点でいえば、主人公が記憶を失う理由が、原作では「七輪でモチを焼いているときの一酸化炭素中毒(による後遺症)」だったがドラマでは工場での爆発事故になっていた。七輪のモチ焼きには物語としての意味があったから、そこを変えたということは爆発事故は単に偶発的なものでなく、おそらく違う意味がこれから付加されてくるのだろう。作り手視線だと改訂へのそういった興味はなくないものの、でも一話みればもう十分という気がしている。以降は見ないだろうと思う。

徒歩7分とふたりの依子さん

テレビドラマの類はほとんど見ないのだが、時たま、ひょんなことからはまってしまうものがある、と以前書いたことがある。そのときは「私の嫌いな探偵」だったが、いまはBS深夜の「徒歩7分」。嵌りすぎてblogに二回も書いてしまっていたが、しかし今夜が最終第8話。これで終わりである。
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演出担当の中島由貴さんが毎回記している「スタッフブログ」も面白くてかかさずチェックしていた。
先回は「答えをすぐに求めたり求められたり、すっきり簡単効率的が良し、という風潮があるとすれば、このドラマはアンチテーゼかもしれない」と書かれていて、脚本の妙とか俳優陣の絶品なほどの冴えとか嵌る理由を細かく挙げようとすれば出てくるが、なるほど根本はそこに行き当たるのかもと思ったりする。
他愛なかったり、どこかかみ合わなかったりする会話を連続させながら描く「なにげない日常」という視点が(トイレに閉じ込められたり喪服でバイト行ったりと相当天然ではあるけども)ごく自然に映り、サボテンなど小道具や伏線の張り方の効きもいい。


さて「テレビドラマの類はほとんど見ない」と冒頭書いておきながら、昨夜のフジテレビ系「デート」をそういえば見ていた。初回をなにかのはずみで見てしまったら、コメディタッチで軽く見れるからと、以降、見続けている。主人公の名前が依子さんで、「徒歩7分」となぜか同じなのは奇遇である。

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プロフィール

長岡市在住,アトリエZen主宰。
美術作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっています。また、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
【アトリエZenの業務内容】

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