“2019年回顧-01”として「弥彦・野外アート展」について一昨日に記した際のこと。回顧ということでバックナンバーとかいろいろ見ていたのだが、同展に関して記した一文がアップしないまま「下書き状態」で保存されていたことにそのとき気づいた。書いていながらすっかり忘れていたものだった。
展覧会が終わった直後に雑記的な感想もと書き始めたはいいが、なんだかオチがないなぁとそのままボツにしていたようだ。今回の野外展では
台風襲来とその対策に追われた感がありそのとき記してなかった特徴的な会場での野外展ファイナルについて、気づいたのをよしとして年末回顧でそのまま以下アップしておこうと思う。オチがないのもそのまま。
(2019.12.30pm23:00)
弥彦・野外アート展のindexを昨日まとめながら、雑記的な感想も記そうと思っていたが、ちょっといま、特に今週来週は仕事も立て込んできて、時間不足かな?なんていう気配を気にしたら書けなかった。看板のライトアップがどうとか書いていると、そうも思われないだろうけどね。
今回の弥彦・野外アート展は「ファイナル・ステージ」と銘打っていた。現状の「110段の階段を活用する」ことは展覧会として特徴的で、人工的な“階段部”と周辺散策コースの樹木など“自然の緑地”を組み合わせた野外展は会場特性の面白さにあわせ、他に例はおそらくないだろう貴重さもある。そうした場所の特性があるから、そこで20年「10回」開催したことに意味があるしキーになるわけで、私自身ファイナルという言葉はそこに捉えている。
ファイナル・ステージということではそれぞれ作家も思いがあるようで、複数の参加作家から「(出展を)誘ってくれてありがとう」的なことを言われた。染色作家の佐藤裕子さんはたぶん10年前くらいのときから連続参加していて、もうすっかり馴染みきっているから「私が誘った」なんて今更言う必要もないけれど、彼女との出会いは、かつて新潟市にあった私立現代美術館“創庫美術館”が企画していた「若手作家」展だった。その同期生なのである。そのときに写真上でコラボレーションしたことをかつて載せていた。
2019弥彦・野外アート展-ファイナル・ステージ
本日最終日です。作品の搬出準備のため午後2時で終了となりますので、ご注意ください。

展覧会案内:
http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-5120.html
【
会場風景】
【三條新聞から】
【月刊マイスキップでの特集】
2019弥彦・野外アート展-ファイナル・ステージ、20日(日)午後2時まで開催中。
今回の第10回展は2週間会期のど真ん中、しかも連休中に
台風19号による展覧会中断→作品避難→復旧→再開となり、さらに書いておくならその前の「18号」は、
作品搬入・設置作業日に直撃する可能性が事前に予想されていたなど影響もあった。
前回2017年展も台風による作品避難はあったけれど、今回はそれ以上に「特に」という感じで、台風対策に明け暮れていた感がある。で、そうこうしてたらもう終盤である。
最終日20日(日)は片付け作業のため早仕舞い(14時に終了)するから事実上半日で、そうすると残る会期は(今日入れても)4日半。私自身いま他の案件が相当に入り込んでいるから、会場に行けるのはあとは最終日のみになろうか。
会場写真をいくつか。

黒い袋状のものがたくさん並んでいる手前(↑)の作品は、齊藤隆「僕が弥彦に来た
証拠」。齊藤さんは山形県在住作家で本野外展に今回初参加。

手前:関根哲男「赤ふん 」(一部) 、左奥の白いシャツの一帯:西片結花「洗濯 」

外山文彦「Landscape 20 」

茅原登喜子「ひとりのへやで」 (一部分)
※茅原さんの作品は、弥彦総合文化会館に登る取り付け道路(車路)沿いにも点在させて展示しています。
階段
いわゆる階段部ではなくて少し離れたところでは、
一番(といっても徒歩ですぐですが)遠方となる2作品を挙げておくと

◆水芭蕉池
↑ 佐藤郷子「上昇する風に乗って」

◆総合文化会館裏の空き地
↑ 児玉瑞子「印象~弥彦の風に誘われて~」
“おにぎり山”の上には河治明恵美、藤井芳則の2作品がある。遊歩道を登る。
弥彦総合文化会館入口の風除室には本野外展の受付として資料設置のコーナーがあります。「受付台はこの裏に廻れ」との案内表示(↓)は、このフニャっとした書き方でわかるひとはまぁわかるのでしょうが、私が即興で書いたものです。白い紙(ポスターの裏)に黒のマジックペンで、展示準備中に書きました。下書きなど一切しないで素早く書く、というところがポイントです。見た通りで特に自慢するものではないのですが、アナログな手書き感があって個人的には気に入ってます。
◆総合文化会館入口
↑ 風除室内に受付(資料設置)コーナー
この受付コーナーには、
三條新聞や新潟日報など今回展の掲載記事が貼ってあったり、出展作家のコメント等を記したファイル、これまでの展覧会の資料が置いてあるほか、前にも書きましたが弥彦参加作家からも出展があることから作家情報として、
12月の「エックス展-若きクリエイターたちの自由表現」の案内リーフレットを置いています。(このリーフレットは自由にお持ちいただいてよいです)
展覧会公式サイト:
http://nart.nomaki.jp/2019yahiko.htm
2019 弥彦・野外アート展-ファイナル・ステージ。
ここのところ台風19号の対策で追われた感ありありで、広報面でのアップまでなかなか出来ないでいたが、上は先週10月10日(木)付となる「三條新聞」。同紙は新潟県の三条市・燕市・加茂市といった県央地域を主なエリアとする日刊紙で、本展のことも詳しく紹介されていたのでご紹介まで。
特徴的な詳しい見出しも健在で、さすが三條新聞である。近くで買えるなら買いたかったところ。
● 会場の「受付」(※弥彦総合文化会館の入口・風除室)に、他紙(新潟日報掲載記事)とあわせ同紙を掲示しています。下の写真は「
台風19号による作品避難時」のもので、テーブル下に避難された「作品」が見えますが、こちらはすでに復旧完了済です。

台風19号のため
作品や看板類の撤去・避難をしていた「弥彦・野外アート展」。本日の復旧作業は(
私は行けなかったのですが)スムーズにすすみ、15時頃にほぼ復旧完了し展覧会としての観覧が可能になりました。(1作家の作品は明日の復旧になります)
http://nart.nomaki.jp/2019yahiko.htm
弥彦・野外アート展、作品や案内看板の一時撤去(避難)を午前中に完了。
会場の(一番強風被害が出やすい)階段踊り場部分はこんな感じ。ほぼ何もなくなりました。

強風への耐性を考えて外山作品(下図左)と茅原作品(右側)は文化会館風除室のテーブル下に避難。
開催中の「
弥彦・野外アート展」の、
台風19号による一時休止について今朝記しましたが、その後の報道などから一時休止の範囲を広げ、以下のようにしました。また、弥彦村も12日(土)と13日(日)のイベントを全て中止にしています。
◎12日(土)と13日(日)の2日間、野外展は休止します。
◎14日(月・祝)から再開する予定です。そのため13日午後に復旧作業をおこなうように現段階で考えてはいますが、天候の回復具合等の条件もありますので、復旧が多少ずれ込んだり、一部作品は間に合わない場合もあります。また、11日(金)の段階で強風対策を施す作品もあります。
(2019.10.10 pm23:40 記)
【2019.10.12 am11:40 記】
作品の避難をほぼ完了しました。14日から再開予定と書きましたが、復旧作業は14日午前中に残るだろうと予想されます。
【2019.10.13 pm15:00 記】
復旧作業がスムーズにすすみ、ほぼ復旧完了し、展覧会は観覧可能になりました。(1作家の作品は明日の復旧になります)
昨日は午後から
弥彦・野外アート展会場に。
“今年最強”台風19号が週末に来るということで昨日は
気象庁が異例の(3日前からの)緊急会見をしていたけれど、野外開催の本展も当然の如く対策が必要で、事務局長氏と対応策の協議をした。台風情報をひきつづき注視するが昨日時点の検討では、12日(土)は午後2時くらいからを目途に一部作品などの撤去・避難をすることで考えている。もちろん台風の影響具合や今後の状況によって時間の前後があるかもしれない。復旧作業は翌13日の午後か、気象条件が戻らなければ14日午前中で、その間、展覧会は一時休止状態になる。
今回の6日~20日の会期設定だと、日程的にはメインは(開会式の初日を除くとしたら)12日からの三連休となるから、集客的にはとても痛いところだけれどね。
【※ その後の状況】
そんな話を終え、会場の文化会館前に事務局長氏といたところ、山道のほうの、通常あまり使われてない逆側の道からCASTという軽自動車が突然あらわれ、しかも運転手の若い女性が遠目に手を振ってきたから驚いた。よく見たら友人引き連れて野外展に来た新潟市在住Kさんで、ナビにしたがったら細い道に入り込んでヘンな方向からの登場となったようだ。私はカーナビを使わないからわからないけれど、岩室から文化会館をナビ頼りで目指すとそういうことがあるらしい。
(2019.10.10 am8:00)
2019弥彦・野外アート展-ファイナル・ステージ、
1週間前の台風予報には心配させられましたが昨日無事に開幕しました。その前日の作品設置から昨日の開会式→アーティスト・トーク、交流会(昼食会)といった一連の流れで、事務局側の立ち位置でもある私は土曜・日曜とほぼ二日間弥彦におりました。といいつつ、その間に会場写真がそう撮れていません。
ですので、とりいそぎ2枚ほど。初日から多くのひとが来られていました。
(2019.10.07 am8:00)

● 野外展公式サイトには、昨日の開会式~アーティストトーク(作品解説会)のもようなど、さっそくアップされています。
http://nart.nomaki.jp/2019-yahiko-topics-3.htm
前回2017年展のときも載せていたけれど、
弥彦・野外アート展の準備作業の光景を。
と書きつつ前回同様作業は私ではなく事務局長氏で、画像も氏から届いたもの。作品・作家の紹介や会場内順路案内などを掲示するための立看板である。例年使っているものは(長年使うと)傷みもあるし壊れたりもするので、補修と新規制作をされたもよう。
野外展開催まで2週間を切りました。
■ 展覧会公式サイト:
http://nart.nomaki.jp/2019yahiko.htm