
昨日は長岡造形大学の新学長の就任記者会見があり、「マイスキップ」紙として臨んだ。まぁ臨むといっても、月刊のフリーペーパーだとすぐに記事にすることがない(できない)から、日刊紙とは臨み方は違うかも。会見は2時間近くに及び、質疑応答も含めて全部終わったのは夕刻5時近くだったが、新潟日報紙では今朝の朝刊にしっかり間に合わせて大きく載せていたから流石早いものだと思う。
新学長の和田裕氏はいすゞ自動車のデザイナーを経て長岡造形大に来られたかたで、自身の経歴に関してのくだりでは、四輪駆動車「ビッグホーン」などの開発やカーデザインに関して話が及んだ。ビッグホーンもそうだけど、ピアッツア(もちろん初代のほうですよ)や旧ジェミニなど、私自身かつていすゞの車は好きだったから、個人的にも興味深かったところ。
ちなみに、社名は「いすず」ではなく「いすゞ」である。手元にある「記者ハンドブック新聞用字用語集」でも確認済。
4月になったのに今朝の長岡は一面かなりの雪で、驚いた。
伊勢正三の歌のイメージから、「なごり雪」というものは「名残り惜しい」という意味が混じっているのかとばかり思っていたが、手元の大辞林をひいてみたら“春にはいってから降る雪”とのこと。今冬ひたすら降ったから名残り惜しくもまったくないけれど、意味的には「なごり雪」と呼べそうか。
と、そんなことを考えてしまったのは、映画「この空の花」の県内先行上映が今日から始まることで、大林宣彦監督が昨夜から長岡に来られていたから。大林監督は「
なごり雪」も監督してたよなぁと、そこで結びつき、この突然の雪は名残雪なのかいなとふと思ってしまったわけである。
さて「この空の花」に関しては、昨日の新潟日報で、見開き2面の特集がなされていたので下に。リード文の冒頭だけ引用しておくと、
『長岡花火と追悼の花火を描いた映画「この空の花-長岡花火物語」が7日から、県内での公開が始まる。大林宣彦監督は空襲と中越地震を経験した長岡市を歩き、平和を祈る人々と出会った感動を物語にまとめた。映画は多くの市民に支えられた。監督はその情熱あふれる長岡を「ワンダーランド」と表現する。』
大手通りアーケードに掲げられた「この空の花」の旗