他用もあって今日は午後から新潟市内に。帰路は、
絵屋で今日まで開催していた信田俊郎展にギリギリ立ち寄れた。信田さんは今週土曜まで
「長岡小嶋屋・銀座ニューメルサ店」で水彩作品を展示中であるが、こちらでは油彩とオイルパステルの「油」系。展示構成は大倉宏さん。
信田俊郎展
会期:5月22日~30日/会場:新潟絵屋
洋菓子店「ガトウ専科」の城内町店が閉店となったようですね。
下は昨日通りかがりに撮影した、トラック横付けで什器を搬出しているところ。
コンクリート打ち放し外壁に円形アール部分という外観の特徴に、洋風街燈なんぞもあって目立つ雰囲気だった。16年と長きにわたる営業でわかりやすい存在だったから、この界隈の「目印」にちょうどよく、すぐ近くの会場でのDM用地図を作る際にも活用していたんだけどね。
移転というわけではなく、城内町店自体なくなるようだ。駅の南側に特化した大手スカイデッキの完成で、駅の軸が少し移動した(感もある)ことも影響があるのかどうか。
隣の西川ビル入口には、予告として「没後30年・西脇順三郎展」の案内看板が早くも立っていた。
おまけ:
ガトウ専科HPをみたら、まだ削除されていなかったのでキャプチャーを。

CoCoLo長岡2階のイベントホールで「この空の花―長岡花火物語」の資料展示がおこなわれている。
あいにく見てなかったが、これまで
アオーレ長岡、T・ジョイ長岡ロビー、国営越後丘陵公園など、市内各所で巡回展がなされていたらしい。
映画「この空の花」パネル展
会期:5月23日(水)〜5月31日(木)
会場:CoCoLo長岡店 2階イベントホール
先月下旬から新しく店内展示企画をスタートした、長岡小嶋屋「銀座ニューメルサ店」から。
現在展示されている、この信田俊郎作品(展示企画スタート展)については今週土曜(6月2日)までの展示となります。
ただ、チラシ等にはそう記載していますが、3日(日)の午後に次の展示作品に入れ替えることになりましたので、厳密にいいますと3日のランチ時までは信田作品を飾っています(14時くらいまでは確実に)。ギリギリ間に合うか?という問い合わせもありますので、念のため記しておきました。
信田俊郎展 過去ログのまとめ
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展示案内
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展示作品リスト/
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店内風景
■番外編:
信田作品を背景に、長岡小嶋屋の生ビール&オリジナルカクテル
さて、次回展示作家の柴山さんには
、前にも書きましたが「新潟の蕎麦の店だから新潟にちなんだ絵」の制作も今回展示用にお願いしています。展覧会のチラシには長岡出身とされる井上井月の俳句から描いた作品を掲載していますが、そのほか新しく、長岡花火の絵も追加で描かれました。長岡花火大会開催(8月2日3日)と重なる「パート1」展で展示します。
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柴山明子墨彩画展 パート1/6月4日(月)~8月18日(土)
長岡小嶋屋 銀座ニューメルサ店
http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-1284.html
汐留シオサイトの「汐留タワー」内(24~38階)に、
ロイヤルパーク汐留タワーというホテルがあります。デラックスツインのなかに「ドリームルーム」という部屋(&宿泊プラン)があるのですが、その部屋の作品展示に参画することになっています。
ドリームルームとは、ホテルHPを見ると『ビューティー&ヘルスケアから心地よい眠りまで、女性のライフスタイルをサポートする各メーカーの魅力的なこだわり商品を、デラックスツインルームに宿泊しながら体感していただくことができる大好評のプラン』とあります。要は、いくつかの商品やサンプルが置かれていて実際に試せるようになっているのですが、同プランとして客室一角にアートが1点飾られることになっており、今回そこに展示するというわけ。
少し前に「
東京のとある高層ホテルに同CANVASシリーズを展示することが決まり…」と書いていたのはこのことで、来月6月1日から8月末日の3か月間、
当該シリーズがドリームルーム全室に展示されることになっています。
客室内なのでつまりは宿泊しないと見れないのですが、このプランはデラックスツインとするとかなり格安に価格設定されていて、お得感もありますので、夏休みなど東京で宿泊計画がある際には検討してみては、といったところでしょうか。
■ ロイヤルパーク汐留タワー
東京都港区東新橋1-6-3
・「ドリームルーム」宿泊プラン
http://www.rps-tower.co.jp/stay/plan/plan_detail.php?co_id=1272601205&tab=5
ちなみに、現在(5月末日まで)のドリームルームには、
小嶋屋銀座店で次回展示することになっている柴山明子さんの作品が飾られています。
下の画像は、大きな窓でよく見える客室からの夜景と、細かいところがよく見えないのですが、柴山さんの「ココロの手紙」シリーズ。
2年前から始めた「エックス展~若きクリエイターたちの自由表現」を、今年は7月に開催することになっている。タイトル通り若いクリエイターを取りあげようという企画で、今回の出展は14名。初参加となる新しい作家が増えている。
会場は昨年と同様、新潟市美術館ギャラリーB室で、会期は7月14日(土)~16日(月・祝)の3連休、3日間。詳しくは後日アップしますが、この3連休、新潟市内ではちょうど「水と土の芸術祭」もスタートするようだ。
昨日の朝日新聞・書評欄。山下清が取りあげられていた。
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太陽の地図帖 山下清の放浪地図 (別冊太陽 太陽の地図帖 13) [ムック]
山下浩 (監修)/¥ 1,260
朝日新聞の記事の冒頭には「生誕90年にして、没後41年。あの山下清も、若い世代の中には知らない人がいるかもしれない」とある。そういえば、いま公開中の
長岡映画「この空の花」では山下清も登場していて、「
たま」の石川浩司氏が演じていた。
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/konosoranohana/34027.html
“たまの石川”といっても、大ヒット曲「さよなら人類」で1990年に社会的ムーブメントまで巻き起こし紅白歌合戦にも出場したことなぞ若い世代は知らないかも?…と考えていたのだが、この記事を見て、そうか、山下清自体も知らないのか、といったことを思った。実際のところ、どうなのだろうか。
『ドラマなどで、(山下清は)人なつっこくて純粋なイメージが定着したが、一方でその作品を正面から見ることを怠ってきたのではないか。…知名度がありすぎたゆえに、絵画史上もっとも過小評価されてきたひとり』というもっともな指摘はさておいて、最初にそちらのほうを思ってしまった次第。
ということで、たまの「さよなら人類」を。ユーチューブで見つけたオリジナル版である。
http://youtu.be/hw7oAFoddiE
オリジナルバージョンゆえか、いま聴くと、なんでこんなにマニアックな曲が国民的大ヒットをとばしたのかと思ってしまう。この曲のあと、すぐにテレビから消えてしまった記憶があったが、いま振り返って調べると特に一発屋というわけでもなく、クレバーに自分たちの立ち位置を見極め、志向する音楽性を大切にして活動を続けていたらしい。
言わずもがなだが、ドラムをたたくランニングシャツのかたが山下清役の石川氏である。
おまけ:山下画伯も登場する、映画「この空の花」の予告バージョン