
田中眞紀子文科相による「秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大の新設不認可」の件。
右は今日の朝刊だが、「新基準で再審査」「見直し」と、なんだかよくわからない物言いになっている。新基準つくって、再審査して、なんて突然いま言われ、そんな時間が(大学側には)あるんかいなと、ふつうには思う。さすがまきこさんといったところなのか。
特に注目している案件ではなかったのだが、たまたま見た大屋雄裕氏(名古屋大学大学院法学研究科准教授、法哲学)のブログが的をえていて面白く読んだので以下。
岡田克也副総理の「なぜ認可前に校舎の整備が始まっているのか」、田中真紀子文科相の「(認可が決まった段階で)既に建物が出来ているのはおかしい。誰かが事前に情報を流しているのでしょう」に、「わあすげえ、こいつら本物の馬鹿だ」と辛らつであるが、論理的なまとめ。
■大学の人事とスケジュール(2.5)
http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000894.html
大屋氏は「大学の人事とスケジュール」の面から今回の騒動を語っている。大屋氏自身、大学教員の立場から「『現状としてこうなっている』という話で、じゃあその仕組みでいいのかどうかというのはまた別」としているが、現場からの観点としてたいへん興味深いところ。
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大学の人事とスケジュール(1)
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大学の人事とスケジュール(2)

新潟市在住の彫刻家・星野健司氏より、氏が関わっている東京でのグループ展の案内をいただいた。同展カタログに記載されている展代表(伊豆市在住の彫刻家・井上清一さん)の挨拶によれば、展の発祥は、24年前に「地方からの芸術文化の発信を目指し」移り住んだ伊豆の自宅に併設した「ギャラリー童」で第一回展を開催したことにあるらしい。以降、活動を続け、2008年からは東京に開催地をうつし新生WARABE展としておこなっているよう。
WARABE2012
会期:11月21日(水)~30日(金)
会場:セッションハウス・ガーデン【東京・神楽坂】