長岡駅前のコンビニにも草間彌生さんの顔(展ポスター)が貼ってあるのを発見。
新潟市美術館でのクサマ展も今週から始まったようです。

数日前、10日の朝日新聞。東電の広瀬社長が「原発再稼働ないと黒字化困難」と、インタビューに答えたらしい。この場合、再稼働とは新潟の柏崎刈羽原発のことである。
私自身、同原発から約20キロという(放射能飛散距離的には)ごくごく近いところに住んでいるが、そうした立場をふまえてみても、なんで一私企業の、たかが黒字化のために危険な目にあわんとならんのか?いくら財政規模の小さな地方都市だからって脅しのようにそんなこと言われにゃああかんのかと、まぁふつうに思ってしまう。
少し前に、事故時の放射能拡散予測図というのが発表され、発表後に「少し間違いがありました」と訂正されたという騒動があったが、そのときはこの辺の市長等が次々出てきて、「そんな大事なもの間違えて、けしからん。どうするんだ」と怒り心頭で言っていたけど、この広瀬発言には誰もなにも言わないのかしら。(言っているのかな?)
先の間違いについては、間違いといってもあくまで「予測値」の範囲だし、そもそも根幹を揺るがすものでもなかったから、わたし的には、むしろこの広瀬発言のほうが何倍も気になってしまうし何倍も怒り心頭になってしまうのだけど。
まぁ、とはいっても再稼働しないと経済が成り立たないだどうのこうの云々カンヌンと、理屈をこねるひとも多いので、こちらを↓。参考意見である。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1668.html
あるかたのパブリック・コメント「“エネルギー・環境に関する選択肢”に対する意見」であるが、原発を継続した場合のメリットデメリット、やめた場合のメリットデメリットについて平明にまとめられている。『「原発の廃止・存続」の意思決定に加わることのできない“まだ見ぬ未来の世代”に放射性廃棄物を残し、さらにその量を増やし続けてもいい、あるいは、そうしても仕方がないという論理は、経済を優先する人々が重視する経済合理性と倫理性との間に整合性を取る努力を放棄してしまった』としか、やはり見えない。