なんだか卒展の記事が相次いでいるが、もうひとつ、岩室の温泉街で「武蔵野美術大の卒業制作作品」の展示がなされるというのでその案内を。
アートサイト岩室温泉と名付けられ、落語会だの女将の仮装コンテストだのなんだのと、その案内チラシにはアートというよりもイベント記載が目立つのだけど、メインというか企画の発端というか基軸は「卒業制作作品」のよう。よく見れば、「岩室温泉の旅館に武蔵野美術大学卒業・修了研究展の中から選ばれた作品の展示を中心におこなう芸術祭である」と書いてある。
アートサイト岩室温泉2013
会期:3月16日(土)~24日(日)
会場:岩室温泉 【新潟市西蒲区】
本日は上越市内で打ち合わせ。
タイミングのよいことに、上越教育大・美術系の卒展が近くで行われていたので帰路に立ち寄ってみました。(上は会場の「小川未明文学館のはいる高田図書館の外観と展ポスター)
今年は
新潟大学から始まり、
長岡造形大に続いて卒展でいえば3校目。事前リサーチでは、時期的には一番行きやすいと予想し、文句なく行けるだろうと考えていた先週の「新潟デザイン専門学校の卒展」は突発的事情発生により行けず。今年は県内アート系全校観れるかもと思っていたので、それはちょっと残念ではある。
さて上教大の卒展、個人的にはひとつ妙に気に入った作品がありました。インスタレーション&作品を風景に取り込んでの写真呈示の作品。会場でのインスタレーションの出来は(基準を高くして見れば)もうひとつ欲しいところでしたが、発想などは好みではありました。他にも「卒業後も創作活動に関われればよいのに」と思える作品がいろいろあったので、観に行ってよかったと思える展示でした。
上越教育大学 芸術系コース「美術」
第29回卒業・修了研究展
会期:2月22日(金)~28日(木)
会場:小川未明文学館 【上越市(高田)】
大雪が続くといくら雪国といえどもめいってしまうので、早く春が来るようにと、手元にすでに届いていた「さくら」のDMを掲げてみました。
4月に上越市(高田)で開催される全国公募による水墨画展。この「さくら」の絵の作者は、同展実行委員会の中心的な役割を担っている上越市在住水墨画家・笹川春艸さんですが、同氏は4月2日から長岡小嶋屋「
銀座ニューメルサ店」で個展展示することになっております。そちらの小嶋屋展についても、また後日ご案内したいと思います(現在DM印刷中)。
第4回 上越水墨画フェスティバル
会期:4月9日(火)~14日(日)
会場:雁木通りプラザ、旧第四銀行高田支店、本町ふれあい館、ギャラリー祥 【各会場はJR高田駅から徒歩圏内に点在】
本日の長岡の風景をふたつ。上は午前中に移動中の車中から撮影したものであるが、実に晴れ渡っていて、カーネルおぢさんも嬉しそうである。
てっきりこのまま推移するのかと思いきや、夕刻ころから急激に猛吹雪になるから困ったもの。帰路は吹雪で前が見えず。
マイスキップ次号3月号のゲラがあがり、昨日は校正のため編集部に。
前にコメントでも少し書いたのですが、次号の企画特集面は私の担当で、「栃尾紬」と題し「栃尾の織物の歴史」について取りあげている。長岡市立科学博物館でちょうど企画開催している「ねくもり栃尾展」からも資料の提供をいただき、かなり充実したページとなった感。3月頭には発行されると思いますので、どうぞお楽しみに。
さて上の画像はその校正ゲラ。企画特集面や造形大生紙上ギャラリーのコーナーのほか、右下のほうは紙面p.3の下部で、数か月前からスタートした「まちかど逍遥」という連載コラムがある。
この連載の筆者は建築技術者のKさんで、長岡駅舎や、かつて日赤町にあった日赤病院(いまのウオロク長岡店のところですね)など長岡の建築物に関した特集の執筆を時おり担当いただいていた。それが好評だったのと、マイスキップの水(?)がどうも合うということで、短文での短期連載コラムを始めてもらったという次第。今回が第4回目。「建築や都市計画的な内容を肩の凝らないエッセイで」と、毎回自由に書いてもらっている。
そんなコーナーであるが、筆者自身からの写真の提供もあり、先般1月号の「大和長岡店の螺旋階段」写真もそうなのだが、いまは無い建物を特有の視点で昔に撮影していた、いわば秘蔵写真が載ることがある。個人的にも楽しみにしている部分である。
で、今回の掲載は…、と思って見てみたら、「1997年におこなわれた長崎屋の解体工事を鳥瞰で撮った」写真であった。隣接の長岡駅舎も画面に入れつつ、この角度から解体工事風景を狙うというのは、建築的興味と長岡の都市計画的な興味と写真への興味に、さらにその場に(鳥瞰できる高所に)居あわせるタイミングとすべて揃ってなければ不可能だから、おそらく他には例がないんぢゃないか。そう思えもするから、さりげなくサラっと掲載してはいるけども、興味あるかたにとってはかなり貴重版のよう。
さて下は、現在のその長崎屋跡地。最近、ちょうど撮っていたものがあったので。
昨年の秋に「なにやら工事している」と書いていたが、その後はCoCoLo長岡の専用駐車場になっている。
長岡小嶋屋「銀座ニューメルサ店」の臨時休業日のお知らせです。
年度末となる3月末に、メニュー変更を含めた店内システムの調整等のために急きょ臨時休業日を設ける必要が出たため、3月末の3日間、休店日がはいることになりました。
店内で現在開催中の「蕎麦×アート」企画・
吉川弘展については、会期は3月31日迄とご案内しておりましたが、
下記の通り、3月28日(木)までに変更となります。
途中でのこういった会期変更は避けたいところで店側とも折衝を重ねて調整を図ってきましたが、店(会社)としての緊急の事案、事情もあるために、最終判断としてそのようになった次第です。
予定をたてられていたかたにはたいへん申し訳ないのですが、ご理解のほどお願いいたします。会期変更の案内も至急印刷する予定で、作成にはいっています。
長岡小嶋屋銀座ニューメルサ店
臨時休業日:3月29日(金)・30日(土)・31日(日)
銀座ニューメルサ店“蕎麦×アート” vol.04
吉川 弘 展
会期(変更後):
1月4日(金)~
3月28日(木)
営業時間:
11:00~15:00、17:00~22:00
■ 吉川弘展・過去ログ
展示風景/
展示案内