
マイスキップ次号3月号のゲラがあがり、昨日は校正のため編集部に。
前にコメントでも少し書いたのですが、次号の企画特集面は私の担当で、「栃尾紬」と題し「栃尾の織物の歴史」について取りあげている。長岡市立科学博物館でちょうど企画開催している「ねくもり栃尾展」からも資料の提供をいただき、かなり充実したページとなった感。3月頭には発行されると思いますので、どうぞお楽しみに。
さて上の画像はその校正ゲラ。企画特集面や造形大生紙上ギャラリーのコーナーのほか、右下のほうは紙面p.3の下部で、数か月前からスタートした「まちかど逍遥」という連載コラムがある。
この連載の筆者は建築技術者のKさんで、長岡駅舎や、かつて日赤町にあった日赤病院(いまのウオロク長岡店のところですね)など長岡の建築物に関した特集の執筆を時おり担当いただいていた。それが好評だったのと、マイスキップの水(?)がどうも合うということで、短文での短期連載コラムを始めてもらったという次第。今回が第4回目。「建築や都市計画的な内容を肩の凝らないエッセイで」と、毎回自由に書いてもらっている。
そんなコーナーであるが、筆者自身からの写真の提供もあり、先般1月号の「大和長岡店の螺旋階段」写真もそうなのだが、いまは無い建物を特有の視点で昔に撮影していた、いわば秘蔵写真が載ることがある。個人的にも楽しみにしている部分である。
で、今回の掲載は…、と思って見てみたら、「1997年におこなわれた長崎屋の解体工事を鳥瞰で撮った」写真であった。隣接の長岡駅舎も画面に入れつつ、この角度から解体工事風景を狙うというのは、建築的興味と長岡の都市計画的な興味と写真への興味に、さらにその場に(鳥瞰できる高所に)居あわせるタイミングとすべて揃ってなければ不可能だから、おそらく他には例がないんぢゃないか。そう思えもするから、さりげなくサラっと掲載してはいるけども、興味あるかたにとってはかなり貴重版のよう。
さて下は、現在のその長崎屋跡地。最近、ちょうど撮っていたものがあったので。
昨年の秋に「なにやら工事している」と書いていたが、その後はCoCoLo長岡の専用駐車場になっている。
