
長岡駅前「長岡戦災資料館」で
長岡空襲体験画展を開催しているので立ち寄ってみた。
同展は毎年開催されているようで、今回は第7回展。
正確にいえば、会場は長岡戦災資料館ではなく同館のはいるビルの3階。だから導線は資料館からではなく、館外の細い通路の奥にあるエレベーター(↓)から。
会場に掲示されていた主催者あいさつには、『昭和20年夏の長岡空襲の記憶を「長岡空襲体験画」として、平成18年に多くのかたから制作していただいた(本展はそのなかから展示している)』とある。
観ながら思ったのは、「体験」を「絵」にするのはなぜだろう、ということ。展覧会の意図を否定するわけではないのだけど、絵の力ってなんだろうなどと考えていた。「絵」には人々に直接訴える力があるから、という単刀直入な理解でもいいのだろうかと、そんなこと。
まぁそれはともかくも、前期は昨日で終わり、展示入替を施して今週末から後期展となるようだ。
第7回長岡空襲体験画展(平成25年度)
前期:4月13日(土)~5月19日(日)/
後期:5月25日(土)~6月30日(日)
会場:長岡戦災資料館3階
さて同館からすぐ近く、スズラン通りにある「越後屋カバン店」が閉店するとのこと。店主高齢による閉店らしい。現在「閉店セール」中(6月1日まで)である。
閉店すると記載もなくなってしまうと思うが、商店街のHPには「
名物ご主人、開業60年以上の長岡一歴史が永いカバン店」とある。
「お気に入りのカバンの修理まで」を取り扱い、「修理に使う年代もののミシンは今も現役で、お客様のお気に入りのカバンをもっともっと永く使ってもらうためのご主人自身の右腕」なんて読むと、なんとも惜しいなぁと思ってしまう。
そういえば、スズラン通りのこのゾーンは、かつて目黒書店、小林スポーツと3軒並んで賑わっていた。特に後者ふたつは学生時代にさんざん利用したが、今はいずれも閉店。シャッターも閉じられていて、さびしいかぎり。
でも、その手前側の隣となる(こちらも古くからある)喫茶店「シャルラン」は健在で、「冷麺始めました」と入口に掲げられていた。ここの喫茶店のレトロな味わいのインテリアは、聞きかじりの知識なのだが「長岡様式」(?)というものらしい。
以上、18日(土)の長岡駅周辺の散策から。
マイスキップ紙で連載を担当している「造形する風」である。写真は標題のところで、今月号。
サブタイトルに「造形大生・紙上ギャラリー」とあるように、学生に自分の作品について600字程度のコメントを寄稿してもらい、毎月1人ずつ紹介しているコーナーである。
この「造形する風」コーナー自体は、地元に「デザインに特化した」特徴的な大学があるわけだからそれをもっと市民に広く紹介しようと始めた企画。最初は「教授陣のリレーエッセイ」というかたちだった。そのあと「学長の連載コラム」をはさみ「
卒業生による大学レポート」と続け、いまの学生紹介コーナーにとなったわけである。教授、学長、卒業生と続いたなら次は「学生」だろうという単純な発想と、当時の上山学長からの「学生のこともきちんと紹介してあげたい」という意向もあって始まったのだが、実際にスタートさせるときは「さて、いまの学生はどれくらい文章が書けるものだろうか、寄稿依頼に快諾するだろうか」という不安もちょっと翳めはした。まぁ結果からいえば、連載がずっと続いているわけだし「このコーナーいいねぇ、面白いよ」と言ってくるかたもいるから、まったくの杞憂だったよう。みなさん、なかなかうまく書いてくる。
と、そんなことをなぜ突然思い出したように書いてみたかと言えばわけがあって、昨日(17日付)の朝日新聞「学生諸君、文章書ける?」の特集をみたから。つまり「
スマホ世代、あなどれぬ潜在力」に一票、といったところか。
さて、当の「造形大生・紙上ギャラリー」であるが、今月号の登場は絵画コース4年・西片結花さん。上の画像では具体的内容は割愛した(見えない)けども、文題は「描くというより、絵を作る」。西片さんは
7月の「エックス展Ⅳ」にも参加されることになっている。
「米百俵の学校」と大きく垂れ幕がかかっていたので撮ってみた。長岡駅東口近く、阪之上小学校。
今にして思えば、改築される前の古い校舎の写真を撮っておきたかったところだが、どうしようもない。
パワーが出るようにと寺島の「コメリパワー」を撮ってみるも、ここって、
前にも書いていたけれど、写真にすると色の出方にどうにも生活感がない。映画館の写真はおまけ。
7月開催の「
エックス展Ⅳ~若きクリエイターたちの自由表現」の展覧会案内を制作中。
ゲラがあがり校正をしている段階です。
今回の展案内は、エックス展初の2会場同時開催ということから内容を詳しくし(バージョンアップし)、出展者紹介も掲載したリーフレットとして制作しています。
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エックス展Ⅳ art show - 若きクリエイターたちの自由表現
第一会場:新潟市美術館ギャラリー/7月13日(土)~15日(月・祝)/
※初日は午後スタート
第二会場:小羊画廊/7月11日(木)~15日(月・祝)
出展:
相川恵子、
安達真梨奈、
大瀧洋平、
菊池都、
倉持至宏、
小林真弓、
近藤武弘、
清水琴友、
たかだみつみ、
高橋佐紀、
トヨヲカ37、
頓所康則、
中村綾、
西片結花、
nezi、
橋崎まこ、
長谷川侑奈、
吹越麻生子、
monge
5月3日付の朝日新聞「プロメテウスの罠」を読んであたしはびっくらこいてしまったよ、と始まる室井佑月さんのコラムを見つけた。
「空気を読む」なんていうよくわからない風潮に与せず、いつもながらストレート、ど真ん中。タイトルは「もうすでに違ってる?」。
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013051400036.html
長岡高校の周辺。近くに行ったついでに、昨日撮ってみた。
れんが造りの正門は1916年、旧制長岡中学新築時に建てられたらしい。登録有形文化財にもなっている。
オノボリさん風だけど、
先日の六本木・森美術館訪問時の写真。
東京スカイツリーと東京タワーが同時に望めるということで、展望フロアから。