
当地では新潟日報紙に月2回、「n assh」と名付けられた4Pくらいの冊子が折込ではいってくる。新潟日報が発行するフリーペーパーで、←は本日折り込まれてきたその“vol.60”号。
表紙には長岡の風土や長岡の市民を撮影した写真が毎回掲載されていて、長岡造形大で写真を専攻する学生が撮影担当(大学院生のNくんと3年生のHさんが交代で)しているよう。
月に1回、それぞれ表紙を飾れるなんて素晴らしいぢゃないかということで、マイスキップ紙の「
造形大生・紙上ギャラリー」でその辺のこと、苦心談や感想などを載せて紹介しちゃおうと、今年4月から新しく撮影担当に加わったHさんのほうから書いてもらいました。記事は次号10月号の掲載で、すでに印刷にも入っていますので、近く発行になる見込みです。
ちなみに上の表紙はHさん撮影の回で、長岡市のこまむらキュウリ畑にて。

軍艦島について、そういえば
数年前にブログで記していたが、今朝の新潟日報に「崩壊の恐れ」と記事に出ていた。記事としては大きくないが、なかなかのインパクト。
1916年に日本で初の鉄筋コンクリート造アパートが建てられ、いまは無人島となった小さな島に鉄筋コンクリートの高層建築が、廃墟と化して残っている。歴史を伝える産業遺産である。
世界遺産登録も目指しているらしいが、『劣化が進んだものから次々と倒壊し、数十年の間に多くが失われる』という予測。最古のものは築百年にもなるし誰も住んでなければ建物の劣化は激しいしで、
考えてみれば至極当たり前、当然すぎることだけど。
もうひとつ今朝の新潟日報で気になったのは、こちら。
東電社長氏と泉田新潟県知事との再会談の詳細を報じているのだが、県民の安全はどう守られるべきかという視点ではなく、見出しも「大幅譲歩したから経営リスクも」云々と、この紙面では東京電力の事情というか「経済」からの視点のみが優先された感。また、昨日取材をしていた
フリージャーナリスト・田中龍作氏の報道と比べると、そこから受け取れるイメージが大きく異なるのも気になるところ。