展覧会案内や活動情報の発信にblogを活用しているが、アトリエZenの「公式HP」というものはいまだなく、作りたいと思っていた。ということで、遅ればせ乍らであるが、いまシコシコと制作中。
Blogは日々の活動を記録するにはよいのだけど、その分どうしても断片的にはなるから、「アトリエとしての仕事」を整理してわかりやすく呈示する必要にも迫られていた。そのため数か月前からはBlog内でも、「今月の店内展示」といったインデックス的な一覧表示を始めたが、そのイメージでHPに移行させれば早いと考えたわけだ。
つまりそのまま、出来るだけ簡単に作ろうと思ってたのだが、いざ作り始めると、どうでもいいようなところに凝り出したり、新たにまとめるコンテンツも多かったりして、けっこう時間がかかるもの。作業時間もそう確保出来ず、正月の空き時間に始めて以来ずっと中断していたが、ようやく今週くらいから少しずつ再開させ出した。
なかなか先が長そうだが、そんな話をしたらあるかたから、最初から完璧を目指さず更新しながら作りこんでいけばよい、との助言をいただいた。だから、とりあえず暫定的にも近くオープンさせようとは思っている。
でもそう言いながら、まだアドレスをほとんど誰にも伝えてないしどこにも書いてないというだけで実はもうweb上には、こっそり載せている。いま作っているうちの一部だけれども。いちおう「まだ工事中」という文面を申し訳なさそうに冒頭に入れてはみたが、誰か訪れた形跡はやっぱりないようで。

昨日の読売新聞から。文化部・高野清見氏の署名原稿。
坂倉準三(1901-69)の設計した、鎌倉の神奈川県立近代美術館は学生時代よく行って、モダニズム建築の傑作とされるその建築もとても好きだったのだけど、「2016年3月での閉館方針」とのこと。また、その際には現在の借地契約では建物を残すことが出来ず、貴重な建物が取り壊しになるのかと「懸念される」よう。
神奈川新聞のサイトを見てみたら、さすが地元ということで、『県立近代美術館集約化で「鎌倉館」廃止方針、貴重な建築の扱いに苦慮』などと詳しく書かれていた。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303250001/
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1312170001/