昨日(5日付)の新潟日報・文化欄。
1960年代の戦後日本前衛美術の回顧展が相次いでいると、渋谷の松濤美術館で開催中のハイレッド・センター展などが取り上げられていた。
紙面に写真掲載された「首都圏清掃整理促進運動」はハイレッド・センターのなかでも好きな作品。1964年東京オリンピック開催を機にした作品だから、ちょうど50年前になる。『“核の恐怖”背景 半世紀経てなお刺激』なる見出しは、50年経って次の東京五輪と核とが浮かびあがっている現況を背景にみると、なんだか意味深。

ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展/3月23日(日)まで
会場:渋谷区立松濤美術館