先週金曜から咳が酷く出ていて、それが続いている。
風邪とかの類はとにかく寝ること(自然治癒力)で治すというか治るから、今回もその例でと、先週末に予定していた某美術館の懇親会出席も急遽取りやめ睡眠時間も多くとるようにしていたが、4日経ってもいっこうに治る気配がないどころか逆に昨夜から一段と悪化するありさま。不本意なのだけれどもしょうがないので、今日は医者にかかってきた。
とは言っても、内科関係はほとんど行ったことがないから、さてどこに行こうかと悩むところから始まる。ただ、先週の出始めのときの咳が、音質など直感的に危なく感じていたこともあり、どうせなら「呼吸器系」の看板も掲げているところということで、比較的新しい(と思われる)内科医院を訪れた。
新しい医院は建築面やインテリア面で趣向を凝らすところも最近多いので、待っているときにそのあたりも少し楽しもうと目論んでいたが、そんな目論見も軽く吹っ飛んだのは、診療時間内に行ったのに看護婦さんが看護婦姿のままで待合室のモップ掛け(床掃除)を一生懸命していたこと。なぜその姿で?なぜいま?なぜそんなに一生懸命?という違和感で目がテンになり、インテリアがどうのこうのという話ではなくなった。座ろうと思った一番手前のソファは(掃除区域にはいるらしくて)ダメと言われ、奥のほうに座って掃除姿を眺めていたが、そのうち床面に巨大なゲジゲジが走って(逃げて?)きたから、なにかクレームがついての消毒作業だったのかもしれない。まぁ大らかな医院なのだろう。
沢山いる看護婦さんたちも私語が多すぎて、大らかさはわかるけども患者はけっこう神経過敏に陥っていることもあるから、掃除といい私語といい、かなり気になるんじゃないかなんて逆に私のほうが気になった。
診察はスピーディ。ストップウォッチを持参して記録を測りたかったと思ったくらい、瞬時に終了。最近の内科医をよく知らないから、そのスピーディさにまたまた目がテンになった。抗生物質を含む薬を3つ処方されたから、あとは無事に効くのを祈るのみ。