月刊の「ギャラリー&ミュージアムマップ」(編集・発行:
新潟絵屋)の11月号が先週刷り上がったようで、当方にも送られてきている。
同紙内でおこなっている短文ミニ連載についてここでも紹介しておくと内容は以下の通りで、11月9日からの
ONE Mart EXPRESS展について記している。
今回の原稿は、入稿の締切前後が猛烈に忙しかった時期で、200字ならすぐ書けることをいいことに後回しにしていたら、(たぶんそうなるだろうと思ってたら案の上)すっかり失念していた。編集部からの「どうなりましたか~」の催促メールに、あわてて書いたのだけど、とは言っても、ただ出展者名とか並べているだけだから、これなら時間もかからないというのは見てのとおり。
でも、あっという間に書いてはいても、あとから文字数を数えると
きっかり200字、ちょうど。だからとりあえずは自画自賛中。
さて今年1年限定で始めたこの200字連載も次回が最終回となり、こちらは忙しくても失念せずにいま執筆中。
最終回は小嶋屋「銀座店」の来年度スタート展示内容について書く予定で(すでに半年前に決めて)あったのだけど、
同店の年内閉店決定を受け、内容の軌道修正をして書いています。
(2014.10.28 am1:00)

ONE Mart EXPRESS vol.X
会期:2014年11月9日(日)~16日(日)
会場:岩田ギャラリー /新潟市江南区直り山1020 岩田商店敷地内
●出展:笠原賢悟(新潟市)、児玉瑞子(新潟市)、佐藤郷子 (新潟市)、柴山明子(千葉県浦安市)、高橋トオル(新潟市)、茅原登喜子(新潟市)、外山文彦(長岡市)、中田 歩(見附市)、ヤマクラコウジ(見附市)
●展覧会案内:http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-2670.html
雨あがりの、建物の裏側の表情に着目し。本日の撮影。
マイスキップ11月号が発行になりました。
私自身が直接書いた文章は(イベントインフォーメーション欄を除くと)相変わらずありませんが、今号はカメラマンとして撮影担当してます。↑の、トップページ「編集長インタビュー」コーナーのゲスト撮影(今回のゲストはかむろ真鶴さん)と、↓の「長岡造形大生紙上ギャラリー」に掲載した「絵本」作品の撮影。
こちらの長岡造形大生紙上ギャラリーのコーナーのほうは、同大大学院生の長谷川侑奈さんを紹介した記事。掲載した作品画像は、
先月の「エックス展-若きクリエイターたちの自由表現」に出展した自作絵本から、ユニークな形状のじゃばら型絵本の「はむちゃんちからもち!」と来場者一番人気だった
(※← 作者調べ)「そらのうみ」の2点です。
また、ポートレイト撮影はいつもは同大の写真専攻学生がおこなっていますが、今回は特例で卒業生が担当しています。同じくエックス展に出展していた石橋歩さんで、同展会期中に新潟市美術館の庭で撮影してもらいました。石橋さんは「長岡造形大生紙上ギャラリー」の、記念すべき
第一回寄稿者でもあります。

舟見倹二さんが今年制作した版画新作の展示を、長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)で年末から来年にかけておこなう計画をたてている。昨日はその打合せで、上越市内の氏のアトリエまで。
打ち合わせ中、居間の壁にいくつか飾られている自作品のあいだに、「
じょうえつ雪文化シンポジウム」のチラシが貼られているのが目につき、了解をえて写真を撮らさせてもらった。それが上の画像。同シンポジウムは1995年に日本雪工学会と上越市の主催で開催されたものだが、チラシには舟見さんの同年制作の版画が使われていて、その版画と隣り合わせに飾られていたから特に目をひいたわけだ。詳しく聞くとチラシのデザイン自体も氏がおこなったとのことで、貴重資料といえそうだ。
下は、こちらは「貴重資料」でもなんでもなく、更に、うまく撮れているわけでもなんでもないが、せっかく上越市内まで行ったということでそこでのタバコ屋画像。
この日の上越ではもうひとつ用件があり、
長岡造形大の卒業生で
在学中に私のところで個展をおこなった服部さんがいま直江津の雑貨店に作品を置いていると聞いていたので、帰路はそのkukkaという店に。直江津駅近くのエルマール内にある。エルマールといっても地元民でないとわかりづらいが、要はイトーヨーカドー(の専門店街)。下の画像の鉄塔はその付近のものだが、良すぎる天気に逆光がきつく、簡単携帯カメラには条件が悪すぎた。

横浜市民ギャラリーは1964年に開館したらしい。つまり今年で50年ということで、いま開催中の企画展の案内は、“1964”が大きくクローズアップされたデザイン。
1964といえば、
江戸東京博物館では「
1964年は新しいニッポンのはじまりでした」とキャッチコピーをつけ「東京オリンピックと新幹線」なる展覧会を開催中だ。数字がなんだか気になり、都美術館に先日行った際はポスターの
1964に目をひかれ写真にまでおさめていた。
ジョージ・オーウェルの小説は1984で、当時「オーウェルの年」と話題になった年の20年前だからキリがいいねぇなんてことと、それからもう30年経つのか(こちらも30とキリがいい)と頭に浮かんだのはまぁどうでもいいことだが、もともとが理数系なものだから数字を気にしだすとけっこう好きで、考えだすとキリがないのである。
さて東京都現代美術館が開館してすぐのころ、同館で「日本の美術1964」という展覧会があり観に行っている。やはり東京オリンピックの1964年に焦点をあてたもので、1996年の企画開催。下は久々に書庫から取り出したらだいぶ古びた感じになっていた、そのとき買い求めた「展カタログ」。当時の美術館長・嘉門安雄氏の巻頭挨拶には「東京オリンピックという戦後史の大きなランド・マークである一年を、さらに日本美術史のターニング・ポイントに位置づけ、その全貌を可能な限り展開させようと試みて」とある。いまこの1964というのはちょっとしたマイブームにもなっている。
ついでに書いておくと、
一昨日のblogで載せた写真には、本題とはまったく別に「1964」の数字がひっそりと隅に入りこんでいるが、これはマイブームであることからの意図的なトリミング。