
ちょうど1週間後、12日(日)から始まる
近藤武弘展のポスターが新潟市内で貼られていたので上に。左は某文化施設で、右は作者から提供画像の某ショップ内。
近藤武弘「描き手冥利」絵画展 -見えるモノと魅せないもの
会期:10月12日(日)~19日(日)/会期中無休/am10:00~pm4:00(最終日pm3:00)
会場:岩田ギャラリー 【新潟市江南区】
先週の出張時には上野まで久々に足を伸ばし、東京都美術館まで行ってきた。お目当ては
「“楽園としての芸術”展」と題された、しょうぶ学園(鹿児島)とアトリエ・エレマン・プレザン(三重、東京)の作品展示。

そういえばトビカンは
大規模改修工事がなされ、2012年にリニューアルオープンしていた。オープン企画のフェルメールには行かず、
今年3月にあった現代アーチストセンター展にも行く予定が行けなかったから、今回がリニューアル後の初入館である。上野自体が久々なわけだ。
「楽園としての芸術」展の会場はギャラリーA・B・C。
地下部分(と書くとエントランス自体が地下なわけだから正確ではないが、要はエントランスよりさらに階下)に吹き抜けで広がる空間で、ここは以前は第1彫塑室、第2彫塑室といった呼び名もあったはず。だが区分整理され、「彫塑室」という名はどこか消えてしまったようだ。たしかに彫塑作品を置くにはいいがそれに限定されてたわけでなく、実際私自身も、ここ(彫塑室)で彫塑とは何ら関係のないインスタレーションをおこなったことがある。「名は体を表さない」のは困るということか。
地下のそのまた地下、階段を延々と降りてったらそこに広大な空間が広がるというかつての感覚が好きだったが、現代のバリアフリー設計思想においてはとうてい許されないようで、しっかりエスカレーターも設置されていた。名称も微調整されて変わったが、だから空間の味わいというかその感覚も、変化している。
右上の画像は館内に貼ってあったポスター。「東京オリンピックと新幹線」が今年で50年だということで目をひいた。その1964年は新潟地震のあった年。いろいろとあるようで。