
「近藤武弘“描き手冥利”絵画展」、19日(日)まで企画開催中です。同じく19日までの展示となるのが、新潟駅から古町へと延びるメインストリート沿い「ショーウインドウ」を活用し街なかに25作品を点在させた「NIIGATAオフィス・アート・ストリート」。こちらのほうは開催スタートがちょうど「エックス展」をおこなっていた頃で、写真もそのときにいくつか撮っていたものの、載せるタイミングは逃していた。で、以下。


上が「優秀賞作品」の「あした嵐になれっ!2014」。
あした天気になれ!なら普通だが、そうではなく、なぜ嵐を望むのか。そこにはこの土地ならではの意味があって、それをキーポイントにしての参加型作品。600人くらい(だったかな?うろ覚え。)が、狛犬を模した紙に自由に(とはいっても、もちろん作家から呈示されたそのテーマに沿って)なにか記していて、それが一面に貼られての作品構成である。
私自身も1枚参加している。1/600の役割で関わったということで、上の「部分」画像以外に全景写真も撮ってみたが、ショーウインドのガラスの反射が(思ったようには)格好よくいかず。難しいもの。
ガラスの反射はある意味しょうがないので、こういった場合はそれをどう取り込むかになるのだけど、今回うまくはまった例としては右の作品あたり。
あくまで個人的な好みだけども「付箋」を使ったこの作品そのものをそう気に入ったわけではない(失礼ながら)から、面白いところ。読売新聞紙上の紹介記事にもこの作品の写真が使われていたから、街並みにフィットしやすいのかもしれない。
さて、近藤武弘展のほうに話を戻すと、前にも書いておりますが最終日の明日19日は作者が在廊予定になっています。一番上の画像は会場の外観、玄関部分。