
知人が出演することもあり、今日は「長岡メンネルコール第10回定期演奏会」に。
メンネルコールとは、ドイツ語で「男声合唱団」という意味になるようだ。
下の画像はジェームズ・タレルではなく、会場となる
長岡リリックホールの入口部分にかかる「屋根」から。円い開口がついて空が覗いているので、今日の入場間際につい撮ってみました。この建物は建築家・伊東豊雄の設計です。
長岡メンネルコール第10回記念定期演奏会
指揮:中村美智子/ピアノ:永井典子
<賛助出演>
男声合唱団ジョイフルフレンズ(富山県魚津市)/
指揮:内山太一/ピアノ:大森州季
<客演>
デュオNaNo(杵淵直子、加瀬典子)
東京オペラシティに行った際、せっかくなので隣接する
新国立劇場にも立ち寄ってみた。バレエ公演の案内をもらいたいという、それだけの理由。
エントランスの回廊にある人工池の水面は、通路のFLOORレベルと同一の高さで、表面張力で成り立っていた。
週明けから東京に出張しておりました。
昨日は展覧会関連をいろいろと巡る予定でいましたが、1週間前からチェックしていた週間天気予報は何の役に立ったのか?という具合で、予想外れの「冷たい雨&強風」のなんともな天気でした。
訪れた東京オペラシティのサンクンガーデン。置かれたボロフスキーの彫刻も寒空みあげ、この悪天候を憂えているように見えてしまう。悲しそうである。
さて、その東京オペラシティでは
ザハ・ハディド展を見ました。2020年オリンピックに向けた「新国立競技場のデザインコンペ」で最優秀となった建築家。日本初の大規模個展となるらしい。そのあと京橋に廻って野村俊幸展。この日は悪天候で動きもスムーズにとれないからと、予定を微調整しこの二個展に絞っている。ザハ展は建築展というよりもすでにインスタレーション展で、その意味で刺激的。
ザハ・ハディド展
会期:10月18日~12月23日/休館日:月曜日(祝日の場合翌火曜日、12月22日[月]は開館)/入場料:一般1,200円
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
野村俊幸展
「呼・吸」-森の記憶、土の記憶-
会期:11月24日(月)~11月29日(土)
会場:
ギャラリー檜 B・C
発売されたばかりの「月刊新潟Komachi」から。
ARTコーナーで、いま
長岡小嶋屋(CoCoLO長岡店)で展示している吉田勝幸展について案内されています。
吉田さんの作品は12月25日まで、あと1か月間展示しています。また、吉田さんの次の同店展示作家は、上越市在住の版画家・舟見倹二さんの予定です。

吉田さんの写真7点が飾られている店内
昨日は
長岡市立劇場での「くるみ割り人形全幕公演」に。
長岡に拠点を置く「地域にバレエ・ダンスアートを育てる会(旧称:ダンスアート上演実行委員会)」と「Kダンスアカデミー」の、ともに設立15周年を記念しての公演で、東京フィルハーモニー交響楽団の生演奏という豪華版。
設立15周年記念公演と銘打っていますが自分のことに直すと、私自身は10年前の中越地震がきっかけで同会の公演に関わるようになり、ブログラムの編集やデザイン等に以来ずっと携っているから今回ちょうど10周年。そんなことも感慨深いところで、舞台を楽しんできたというわけです。ということで画像は、昨日会場で販売されたプログラム(公演カタログ)に一覧で記載した、同会のこれまで活動と公演のまとめページを。

今回の公演は前評判もすこぶるよく、試しにここ数日のアクセス解析を見てみたら、この公演を検索して当blogに来られたかたもかなり多いようだ。なので今回制作したプログラムに関して裏話的なことをひとつ書いておきますと、バレエ公演カタログですので私自身の“直筆の画”みたいなものは載らないのが常なのですが、今回、印刷入稿直前の最後ギリギリのところで一箇所だけ加えています。
と言っても「絵」ではなく、会の前代表のかむろ真鶴さんの「あとがき」的なメッセージで締めた最後のページの、文章を囲むグニャグニャの線がそれ。「きちんとした直線ではなく、なにかやわらかい線で囲んでほしい」との要望に、素材集探してくるより自分で書いちゃえと、手元にあったペンで即興で書いたものです。絵ではなく絵みたいな線というわけですね。描画時間は3秒。
もちろん下書きなどするわけがないし、練習もしないから、一発描きです。描くときは、3秒間といってもそれなりに(かなり)緊張して臨みますが、傍目にはただ無造作にサっと書いているとしか見えないはずだから、
蛭子さんが言っていた「緊張しながら、いかに力を抜いて描けるか」という極意そのままといったところでしょうか。
このグニャグニャした線はblogにはあえて載せませんが、当のかむろさんからも気に入ってもらいました。また描いたときは別に意識してませんでしたが、結果的には個人的10周年の記念に自分の足跡(直筆)もプログラムにちょっと含められたということで、なかなか気に入っているところです。「裏話」といいつつ、あまりに裏すぎる話ではありますが。
さて下の画像は、公演中の写真は撮れないので帰り際に撮った長岡市立劇場外観と、
地域にバレエ・ダンスアートを育てる会のblogからの借り物の、公演前舞台風景。
首都圏で開催中の赤瀬川原平展ふたつ。
赤瀬川原平の芸術原論展
1960年代から現在まで
会期:10月28日(火)~ 12月23日(火・祝)
休館日:12月1日
会期:
千葉市美術館
尾辻克彦×赤瀬川原平-文学と美術の多面体-
会期:10月18日(土)~12月21日(日)
休館日:月曜日(11月24日は開館)、第2木曜日
会場:町田市民文学館ことばらんど
追悼として過去ログを。
■ 銀座で見つけた純粋階段(風)↓
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