当アトリエで現在おこなっている店内展示の案内です。
画像は一番上が長岡小嶋屋・銀座ニューメルサ店、続いて同CoCoLo長岡店。三段目の左がCafe郭公、右がラ・ボントーン。最下段が笹川眼科の院内展示となります。
長岡・悠久山を描いた油彩作品「秋色」 ↑ (島倉哲郎画)
■長岡小嶋屋 銀座ニューメルサ店 【東京・銀座】
栗原淳子展(作品7点、蕎麦店内に展示) ※12月20日(土)まで
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会期変更のお知らせ
● 銀座ニューメルサ店の展示の履歴
■長岡小嶋屋 CoCoLo長岡店 【長岡市】
吉田勝幸展(写真作品を7点、蕎麦店内に展示) ※12月25日(木)まで
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展示風景 /
■ラ・ボントーン 【長岡市】/火曜定休
吉田尚子展(イラストレーション4点、ベーカリーショップ内に展示)
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作品リスト・展示風景
■Cafe郭公 【長岡市】/不定休
(※日曜は休みの場合が多いです。直接お問い合わせのほど)
山本さきえ展(イラストレーション4点を老舗喫茶店内に展示) ※12月27日(土)まで
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展示作品リスト
※医院内の展示のため、
検診や通院のかたに楽しんでもらう趣旨となります。
■Art Space Bright Light(笹川眼科・中待合室ミニギャラリー) 【長岡市】
島倉哲郎展(風景画3点、クリニック内の待合室に展示)
展示案内・作品リスト /
バレエ「くるみ割り人形」の特徴のひとつには、他の古典とは違って「演出、振付家に自由が与えられている」ということがある。極端にいえば上演の数だけ独自の改訂版があり、また改訂版であっても古典としての中心はしっかりしているので、「今度の“くるみ”は…」とか「あのバレエ団の“くるみ”は」という具合に興味がそそられる…
とは、先般、私が制作担当した
長岡での同公演のプログラム、「解説」部分からの受け売り。
なぜこのことを急に思い立ったように書いたかというと、昨夜と一昨夜、二夜連続の「松本清張ドラマスペシャル」を見ていたから。松本清張の場合、同じ小説が何度もテレビドラマや映画化されることが多々あり、その都度演出や脚本の違いを楽しんだり、ひきこまれたりする。推理小説であるのに、ストーリーもトリックも結末もすでにわかっていてなぜ惹かれるのか、そんなことから「改訂版の魅力」ということを考えていたら、先のバレエのことが頭に浮かんだのである。
で、今回の清張。土曜日の「坂道の家」はこれまで未見(小説も読んでない)だったが、日曜の「霧の旗」はさすがに有名な話で何度か見ている。冤罪を被るのは本来は主人公の兄(教師)であるが、ここでは知的障がいのある弟という設定に改訂。うまく出来ていると思ったが、ネットでは
賛否両論出ているらしく、それはそれで興味深い。「原作に対してこの演出は…」とか、「前回(2010年日本テレビ制作版)に比して今回はどうか」とか、清張作品もいよいよ古典になったということか。
「坂道の家」のほうはキャストの顔ぶれからも相当期待して見始めたが、うーむ、主演の尾野真千子の魅力はたしかにものすごいけども、期待の大きさからはだいぶ外れたのが正直なところ。リフレインで頻繁に流れる「主人公の母親とのくだり」はたしか原作にはないはずで、新たに付け加えられたオリジナルストーリーは改訂するうえでの重要なポイントだったが、そこだけ長いしなにか重くなりすぎた感。あんまり好みではなかったわけだ。ラストの「トリックはなぜ露呈したのか?」も原作とは若干違うらしいが、「第三者が望遠鏡で覗いてずっと見ていた」という、ちょっとそれさぁ?というレベル。物語的にはトリック云々は結局端役だから、別にいいんだろうけども。
まぁ尾野さんの魅力を堪能できたでヨシとするべきか。
そういえば、新潟の新聞ではこのドラマ、テレビ欄に「新潟でロケがおこなわれた」と書かれていた。主人公の出身は糸魚川という設定だったが、画面で唯一確認できたのは、同市内にある地下のトンネル駅の「筒石駅」。まだ行ったことはないが、何人かの知人が
web上に書いていて、行きたいと思っていた。