左は今朝の朝日新聞(新潟版)から。
長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)での舟見倹二展についての紹介がありました。舟見さんの展示は3月8日(日)まで。
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展示作品リスト】
一昨日の記事に引き続き、アトリエZen 2015年企画展示の案内を。こちらは第2弾となります。
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久々に新潟絵屋での企画に関わります。横浜のギャラリーart Truthとの共同企画で、横浜在住の版画家を新潟で紹介します。
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昨年から始めたart Truthとのコラボレーション企画はこれで4回目となりますが、「新潟の作家を横浜で紹介する」これまでとは逆パターン。作家の新潟での初の本格的な個展発表となります。 精緻に表現された木口木版画を中心に、掛け軸やドローイングも併せて約60点を展示します。
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■ 企画者のことば/
以下は企画者を代表して画廊リーフレットに記したart Truth西海さんの一文。
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誰もが中島尚子の作品を観て、まず感じることはその技術の高さだろう。対象物そのものを正確にとらえ、精緻な線で画面を作り上げる。その巧みな技のすごさにまず圧倒される。
しかし中島のすごいところはその精緻な表現の奥にある。描かれている対象物そのものの背景を感じさせる力。そのものの色、匂い。たとえ無生物であっても、そのものの性格や感情、想い、生い立ちなどがしゅんしゅんと感じられるのだ。
上手いと言われる作家はいくらでもいる。しかし作家が作家として生涯続けていくことは、技術に溺れず、自分の表現する世界からきちんと観る人の心に届く表現ができるか否かということだ。中島はそれができる作家である。観る相手にささやかな幸せを届けられる作家なのである。
七年前の初個展以降、横浜を拠点に活発に個展発表してきた作家の、新潟での初展示となる。「宝物」をテーマに制作した木口木版画を中心に、掛け軸やドローイングも併せ約60点を展示する。
(西海由利)
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■ 中島尚子(なかしま なおこ)/
1981年神奈川県生まれ。2006年武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻卒業。08年「宝物図鑑[あ]~[こ]」と題し、ぎゃるりじん(横浜市)にて初個展。以降、art Truthをはじめ横浜・鎌倉を中心に個展、14年長府毛利邸(山口県下関市)にて個展開催。横浜市在住。
■ 作家在廊予定/3月22日、26日~30日
■ 中島尚子展(at 長岡、タイアップ展示)
新潟絵屋での紹介にあわせ、長岡cafe郭公にて作品展示中です。(3月27日まで)
長岡では、動物をモチーフに制作した木口木版画作品を展示しています。
展示案内:
http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-2863.html
■ 左上作品/チョココロネ(2015年)、右側作品/S市庭之図-犬(2014年)
いま長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)で版作品を展示している舟見倹二さんから、上越市での展示案内が届いたので下に。小嶋屋とは異なりこちらではクラフト作品で、親子二人展。
遊心堂ギャラリー5周年企画「木の小片からの贈り物」
舟見倹二・舟見里留の世界 クラフト 木の器とオブジェの二人展
会期:3月12日(木)~17日(火)
会場:アートサロン遊心堂 【上越市】
テレビドラマの類はほとんど見ないのだが、時たま、ひょんなことからはまってしまうものがある、と以前書いたことがある。
そのときは「私の嫌いな探偵」だったが、いまはBS深夜の「徒歩7分」。嵌りすぎてblogに二回も書いてしまっていたが、しかし今夜が最終第8話。これで終わりである。
演出担当の
中島由貴さんが毎回記している「スタッフブログ」も面白くてかかさずチェックしていた。
先回は「
答えをすぐに求めたり求められたり、すっきり簡単効率的が良し、という風潮があるとすれば、このドラマはアンチテーゼかもしれない」と書かれていて、脚本の妙とか俳優陣の絶品なほどの冴えとか嵌る理由を細かく挙げようとすれば出てくるが、なるほど根本はそこに行き当たるのかもと思ったりする。
他愛なかったり、どこかかみ合わなかったりする会話を連続させながら描く「なにげない日常」という視点が(トイレに閉じ込められたり喪服でバイト行ったりと相当天然ではあるけども)ごく自然に映り、サボテンなど小道具や伏線の張り方の効きもいい。
さて「テレビドラマの類はほとんど見ない」と冒頭書いておきながら、昨夜のフジテレビ系「デート」をそういえば見ていた。初回をなにかのはずみで見てしまったら、コメディタッチで軽く見れるからと、以降、見続けている。主人公の名前が依子さんで、「徒歩7分」となぜか同じなのは奇遇である。
アトリエZen 2015年企画展示(※店舗内展示以外)の第1弾です。
art Truthとのコラボレーション企画とすると昨年から数えて第3弾。
1970年17歳のときから寺社をモチーフに制作されてきた木版年賀状シリーズを、その45周年の記念も兼ねて展示します。
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三上喜貴版画展
会期:3月18日(水)~23日(月) 11:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場:ギャラリーart Truth 横浜市中区山下町112-5 日絹パークビル1F |
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交通:JR「石川町駅」南口より徒歩7分、みなとみらい線(東急・東横線直通)「元町・中華街駅」3番出口より徒歩5分。 中華街南門(朱雀門)より徒歩1分。 |
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DM掲載作品:興福寺南円堂/奈良県/1979 |
三上さんの作品は、昨年
長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)に7点を飾り、賀状郵送以外での初発表をしたところ大好評で、より本格的な個展発表をと、首都圏での初個展にと今回つながりました。これまでの作品から自選した約20点を展示します。
また、
作者自身が全作品の背景を短文エッセイに綴った回想記(小冊子)の頒布もおこなう予定です。

●三上喜貴/
東京淀橋生まれ。高校時代に版画を始め、以来、寺社仏閣を主題としてほぼ毎年にわたり、木版単色の賀状版画を彫り続ける。