

珍しく文庫本を買った。
先日訪ねた新潟絵屋の石井一男展で売られていたもので、「奇蹟の画家」とはその石井一男氏を指す。同展はものすごく反響があったようで本もよく売れたのだろう、私の買い求めたのは画廊に残っていた「最後の一冊」だった。
パラパラと少し立ち読みしてみたところ、読みやすい文章というのはまずなによりなのだが、画家自身だけでなく氏を発掘したかたちのギャラリー島田の島田誠氏についても触れられていて、そちらに興味を持ったことが大きい。
ということで読み始めてみたものの、まとまった時間がとれず一週間たってもいまだ読了せず。上の画像は長岡市内の桜。今年は3月末からの横浜出張が当地の桜シーズンと重なり、さらにSNSなどでの桜画像の充満ぶりですでに満腹感があり、ストレートに桜を載せるのは躊躇したくなる。だから「今年」閉校となった校舎脇の「昨年」の桜だったり、青空と桜の真ん中に青い標識をわざわざ入れてみたり。
奇蹟の画家 (講談社文庫)