デッサン教室ということで、支給された紙で木炭デッサンに取り組んでいたひとがほとんどだったが、そのあたりの取り組みは各人の自由のようで、私はクロッキーとしてすばやく捉える訓練とした。 モデルさんのボージングもよく、4時間に渡り描けてなかなか楽しい。

画材については、 こだわりがかつて強かったはずが、最近は(いきなりクレパス使ったりと)鷹揚さを愉しんでいるのと事前に試す時間もなかったものだから、ボールペン2種類(三菱の3色ボールペンとゼブラの1本65円超廉価版)とコンテの3つを用意していき、描き始めてから三菱3色ボールペンオンリーに決めた。コンテは今日の手の調子に波長がどうもあわなかったみたい。
三菱のボールペンといえば、大学生のころひじょうに高く評価してクロッキーに愛用していた。そうしたことからの期待感も少しあって初めて買ってみたものの、「描き味」としたらまぁフツウ。「クセになる、なめらかな書き味」とあるから、たしかに「書き味」はいいのだが。「書く」と「描く」は相当違うのである。