弥彦での野外展が無事に終了したと思ったら、途端に一気に寒くなってきた。冬がいよいよ迫っていると感じさせ、暦はまだ2か月も残っているが、2015年も終わりつつあるという気にさせてしまう。
そんな気になってしまうのは、2015年の展覧会企画は(店舗内展示のほうは11月に展示入替がいくつか控えているけれど)、それ以外のアトリエZen企画とすれば先の「外山文彦・柴山明子展」で最終だったから。だから頭の中は、来年2016年のことがすでに大きく占めだしているわけだ。
その来年のことでいえば、今のところは県外での展示企画が先行。初めて関わるスペースを含めて話としては計5つ来ていて、3つはほぼ開催を確定させた。また県内では、とある公立のギャラリー施設の開館に携わることが決まっている。なかなかの激務にはなりそうだが、新しい「場」も増えて楽しみでもある。
さて、いまほど書いていた「11月入れ替えの店舗内展示」のほう。
詳しくは追ってのアップとしますが、笹川眼科の院内ギャラリーでは吉村英里子さんの版画を、ベーカリーショップのラ・ボントーンでは高橋佐紀さんの絵画を飾ることになっています。
長岡小嶋屋(CoCoLo長岡店)では16日から大瀧洋平さんの油彩画展。
昨日の「考えない人」の写真は、余計なことは「考えない」で撮るつもりだったが、無意識のうちにも癖が出てしまい、背後のロダン彫刻の位置と写り方に気を配っている。
「考える人」のロダンと「考えない人」とをつなぐものはあるだろうかとか、ふと考えていたときに即座に浮かんだのは、画面にするとこの彫刻たちは「鼻先に尻とウンコを充てがわれて、アチャーと頭を抱える」というふうに見えなくもないという、小学生男子並みの発想。こんな発想が出るのも困ったところだが、個人的にはえらく気に入った写真である。どうでもいい発想はともかくも、空間の抜け方がいいかなとは思っている。
「考える人」のロダンと「考えない人」とをつなぐものはあるだろうかとか、ふと考えていたときに即座に浮かんだのは、画面にするとこの彫刻たちは「鼻先に尻とウンコを充てがわれて、アチャーと頭を抱える」というふうに見えなくもないという、小学生男子並みの発想。こんな発想が出るのも困ったところだが、個人的にはえらく気に入った写真である。どうでもいい発想はともかくも、空間の抜け方がいいかなとは思っている。
会期始まっていてもなかなか行けなかった新潟県立近代美術館・会田誠展。11月3日で終わりだというので昨日は同展に。
館の入口、券売所前のホールに「金色のウンコ」の作品が置いてある。この作品だけは写真撮影可と書いてあり、だから背景にもともとあるロダンも入れて撮ってみた。なにせ作品名が、「考えない人」だしね。

館の入口、券売所前のホールに「金色のウンコ」の作品が置いてある。この作品だけは写真撮影可と書いてあり、だから背景にもともとあるロダンも入れて撮ってみた。なにせ作品名が、「考えない人」だしね。
午前中に見附市内で打ち合わせを済ませたあと、長岡を通り越して柏崎まで足を伸ばし、游文舎での信田俊郎展に。

2015年制作のシリーズ。感想とよべるものではないし、あくまで個人的な感覚のなかでの独り言なのだが、80年代中頃の初期の時分、辰野登恵子がとても好きだったことを思い出した。新潟市美術館に所蔵されている辰野作品は、まったく好きではないけども。
そういえば信田俊郎さんの作品も同美術館に収蔵されている。
作品タイトルは「光の場所」。游文舎ギャラリーは、おそらく来年早々と思われるが移転することが決まっていて、この「場所」も残り少ないということで記念的な意味も入れて写真におさめてきた。

会場内に置かれていた絵本。絵は信田さんが担当。
信田俊郎展-光の場所
会期:10月24日(土)~11月1日(日)※最終日は15:00終了
会場:文学と美術のライブラリー 游文舎 【柏崎市】
弥彦の野外展が終わったからということではないが、今週は堰を切ったかのように打ち合わせやらなんやらと相次いでいて、走り回っている感じだ。 来週から店舗関係の作品入れ替えがいくつかあるので、今週後半にかけて新しい作品がいくつか届く。



2015年制作のシリーズ。感想とよべるものではないし、あくまで個人的な感覚のなかでの独り言なのだが、80年代中頃の初期の時分、辰野登恵子がとても好きだったことを思い出した。新潟市美術館に所蔵されている辰野作品は、まったく好きではないけども。
そういえば信田俊郎さんの作品も同美術館に収蔵されている。
作品タイトルは「光の場所」。游文舎ギャラリーは、おそらく来年早々と思われるが移転することが決まっていて、この「場所」も残り少ないということで記念的な意味も入れて写真におさめてきた。


会場内に置かれていた絵本。絵は信田さんが担当。
信田俊郎展-光の場所
会期:10月24日(土)~11月1日(日)※最終日は15:00終了
会場:文学と美術のライブラリー 游文舎 【柏崎市】
弥彦の野外展が終わったからということではないが、今週は堰を切ったかのように打ち合わせやらなんやらと相次いでいて、走り回っている感じだ。 来週から店舗関係の作品入れ替えがいくつかあるので、今週後半にかけて新しい作品がいくつか届く。
上越妙高駅近くの住宅地に新しくギャラリーが出来たということで、さっそく訪問。開廊記念の展示は、同ギャラリー開設の原点となる古川郁恵さんの作品。
古川郁恵個展「か・た・ち・つ・む・ぎ」
会期:10月31日まで/会場:ギャラリー郁
帰路は、車で3分くらいの上越妙高駅に立ち寄り、遅ればせ乍らの見学。
駅前には上杉謙信公の像が建てられている。下側の画像のように駅を背にして写すのがよいのだろうが、つい逆方向から撮ってしまう。

古川郁恵個展「か・た・ち・つ・む・ぎ」
会期:10月31日まで/会場:ギャラリー郁
帰路は、車で3分くらいの上越妙高駅に立ち寄り、遅ればせ乍らの見学。
駅前には上杉謙信公の像が建てられている。下側の画像のように駅を背にして写すのがよいのだろうが、つい逆方向から撮ってしまう。

