
上の画像はそれとは違うものだが、 2か月前の長岡小嶋屋での写真が気に入っている。
と、ちょっと後日談的に。
気付いたひともいたのかいないのかよく知らないが、デザートメニューである冷製お汁粉を中心に撮ったように見せながら、背景の壁面作品の「反射の写り込み」具合の面白さを狙っている。そうなるようにレンズ角度を変えているのは意図的なのである。
作品の対面、つまりカメラの後ろ側には「小嶋屋のロゴ」が大きく掲げられていて、「小」という字をデザインしたそれがちょうど うつりこみ、しかもanimalsという展示名だから、なにか黒い動物が居るようにも見えてしまう。「作品」そのものはシンプルなイラストだけれど、表面の処理に凝った技法を使っていてガラス絵のようによく反射する。その特性たる反射具合が展覧会意図ともコラボレートして、実によかったのである。
さて、こちらの「animals-木口木版画とイラスト画(中島尚子+外山文彦)」、明日14日(日)で終了です。明日夜はへぎ蕎麦をつつきながら作品を(最後に)堪能するのも悪くないと思ってみたが、さてどうなることやら。