まだ11月も半ばを少し過ぎたくらいというのに日本海側は大雪になるというので、昨日は車のタイヤをスタッドレスに替えた。雪国に住むと冬季はタイヤを履き替えなくてはならず、つごう年に2回タイヤを交換する。整備工場とかに頼めばいいのだろうが、降雪前のこの時期はとても混むし、(面倒くさく思っても)自分で1時間もかからず出来ることを依頼するのもねぇということで、結局いつも自分でおこなうわけだ。
たいていは12月に入ってからだから、こんなに早いタイヤ交換は珍しいのだが、昨年もそういえば11月だった。東京板橋での地下光学展開催時、車での上京の際にちょうど寒波がきてしまい、「11月のタイヤ交換とは珍しい」と思いながら作業したのだった。2年連続となると、もう珍しいとは言わないのかもしれない。
坂口安吾の推理小説、不連続殺人事件を文庫本で買ったと書いていた。ちょっと空いた時間に出だしのところを気軽な気持ちで読んでみたら、推理小説の古典のような雰囲気が出ていて面白そうには思うのだけれど、始まりから登場人物のあまりの多さと複雑さに、紙と鉛筆を用意して自分で整理しないとならないと気づいた。序章のタイトルは「俗悪千万な人間関係」で、そこまで読んだだけだが、人間関係がかなりこみいっている。「気軽には」読めないらしいということで、だから現在中断中。