ギャラリーみつけ。本日から
1階展示室の二部屋でアンティエ・グメルス展が始まります。
(2階では浅野光代写真展“Morocco”を開催中)
(2017.12.22 am9:10)

展示室2:抽象の新作「Dance of the Elements」

展示室1:墨絵「黄金山の日記から」
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前の記事に引き続き、代田橋ナンドナーレ。会場の「納戸」の外観を載せたかったのだ。道路側からである。
「めんそーれ大都市場」と名付けられた一角の角地、以前は肉屋だったところを改装したらしい。看板にブタさんと牛さんがなぜか居るのも、どうやらそのときのものを生かしているよう。
ブタの上には「立ちのみ」、牛の上には「ギャラリー」と、そう書かれている。
1st.代田橋ナンドナーレ/12月29日まで
http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-4295.html
1st.代田橋ナンドナーレを開催中の「納戸/gallery DEN5」に行く。ナンドでのナンドナーレである。
gallery DEN5の「5」というのは、
前身の「現代ハイツ」時代にふたつのギャラリースペースがあったこと、
そのまた前となる経堂の「ギャルリ・ド・カフェ伝」は1階のほか2階を「ギャラリーFLOOR2」として計ふたつのギャラリースペースで運営していたことから、30数年にもわたる活動のなかでここがDen5番目ということなのだろう。店主に確認はしてないが、たぶん。


1階の立ち飲み屋「納戸」と階上のギャラリーとは勿論オーナーは同一で、「独自の表現を思考する作家の作品に、いろいろなひとが開放された日常空間で出会える場」として、一体で運営されている。
2階に上る急な階段は
経堂時代のハシゴのような階段を(あそこまで急角度ではないんだけれども)彷彿させ、ギャラリーの白く、センスよい空間とあわせ経堂のギャラリーFLOOR2が戻ってきたかのような、そんな心地よい感覚をを思い起こしていた。そんな空間がとても嬉しく、納戸での生ビールもいっそうすすんだわけだ。
上の画像、縄のれん部分が1階「納戸」の入口。ギャラリーへのドアは別に分かれていて、階段から(立ち飲み屋さんを見下ろしその雰囲気を感じながら)直接行けます。雰囲気を感じられる、というのはミソだよなと思いつつ、赤ミソの煮込みを頼んだ。美味。
1968年10月1日長岡現代美術館発行の、同館所蔵作品「図録」である。
昨日の記事に書いた「マイスキップ2018新春号の特集記事-“長岡現代美術館を巡る…”」の原稿に取り組んでいた際、50年前の現物を所有している知人から見せてもらったもの。
The Museum of Contemporary Art, Nagaoka
と金色で表紙に記されている。

マイスキップの新春号に長文原稿を執筆中と、そんなことを書いていたのはちょうど二週間前、今週はその記事ゲラがあがってきた。そこで手元に届いた校正紙を(ごくごく一部分、標題のところだけだけど)上に貼ってみた。
タイトルは「長岡現代美術館を巡る講演イベント」で、タイトル通り、11月25日に
長岡商工会議所(旧長岡現代美術館)の2階ホールでおこなわれた「講演&パネルディスカッション」について書いている。もちろんこれは校正紙だからまだ発行されてはなく、校正中で校了も印刷もこれからという段階。要は「予告」である。
編集長から「正月号で取り上げたいから書いてくれ」と言われたとき、正直気が重かった。重かったのは夕べ食べすぎたからではなく明確な理由があるのだけれど、(長岡現代美術館ならばそこそこのネタを持っているし)興味もあるのに気は重いという二律背反さも面白いねと、何か今後依頼原稿のあったときエッセィの種になりそうだから、blogでは記さないでおくことにした。
最初はあっさりと、「こういうことが話し合われました」的に淡々と、簡単な報告記事になるのかなぁなんて思いもあったが、いろいろ考えていたら筆も進み、推敲でだいぶ縮めたものの原稿用紙換算で8枚分にもなった。予定字数をオーバーしたが、編集デザイナーWさんから特にクレームはなく、おさめてもらった感じだ。
下の画像は取材時の撮影で長岡商工会議所の正面玄関エントランスホール、すなわち長岡現代美術館入口付近。こちらはマイスキップ紙面には載らない写真である。
新潟市万代にある「ギャラリーゆうむ」が今月26日で閉店するとのこと。民家を改装し、ギャラリーに喫茶室を加えたスペースである。
同店では
「エックス展-若きクリエイターたちの自由表現」の第5回を“hangen-art”なるサブタイトルを新設(会場の木造空間を展趣旨に加味)のうえでおこなっている
(2015年)。
ほか、純然たるアトリエZen企画としての開催に、2010年
の外山文彦展、「
和のなかの三人展」と題した女性作家3人展がある。この2展は同年5月-6月の2か月連続企画として計画したもので、3人展のほうの出展は、ごんだいらあやこ(ワイヤーアート/新潟市)、柴山明子〔墨彩画/千葉県)、しぶかわ慶子(イラストレーション/三条市)。「アトリエZen 3colors・3works」シリーズvol.2と銘打っていた。
ちなみに本blog
(FC2-blog)は2011年夏の開設でこの2010年時の記載はなく、そんな理由もあって、同展のDMを貼り付けてみた。その下の会場画像はもう一方の外山文彦展のほうから。

■ 外山文彦展 series of “CANVAS” 1990-2010 /2010年5月5日~17日

ギャラリー

↑ 併設している喫茶コーナーと和室


この頃はヘルシーランチという週替わりメニューをやっていた、と、いま過去写真見て思い出した。あまり「ヘルシー」というのにそそられなかったその頃、そう食べることもなく、つい
カレーあたりを注文していたのだけど。
以上、閉廊ということで、かつアトリエZenの企画もいくつかおこなったからということで(
昨年のgt.moo galleryと同様に)ひとつの記憶というか記録として記してみた。会場写真の一番上「ギャラリー部分」の写真は、壁面長が欲しいという要求から壁面パネルで蓋をされる(=見えなくなる)事の多かった“障子窓”を意図的に見せ、壁面インスタレーションに生かした事例。もう7年前にもなるけれど、端正な感があって今もとても気に入っている。
代田橋ナンドナーレが始まった。今夜はオープニングパーティだったようだ。そちらには行けなかったが、会期中にはなんとか伺えれるかといったところ。
画像はそれとは全く関係なく、かつ全く意味もなく、本日の長岡市内から。
(2017.12.14 pm23:20)