

上:高崎・外山文彦展(6月) 下:横浜・小林真弓展(11月)
昨年2016年は
東京横浜での展覧会が増え、8月末からの3か月間に5展たてつづいたと「まとめ」にも記していたが、
今年の県外開催は高崎と横浜のふたつ。群馬県での企画は初となる。
さて横浜といえば、
2014年からおこなっているGallery art Truthとの企画も定着してきたようだが、今年は(春先に予定していた展示が作家事情により中止になったという経緯もあったけれど)最終的におこなわず、その余力というかその分を、来年度に回すことになっている。そちらはふたつほど大きなものが進行中だ。
以下、2017年のアトリエZen企画、およびアトリエ主宰者が企画者として深く関わった展覧会をindexとして。
4人の地平 Each horizontal line of four artists
エックス展 若きクリエイターたちの自由表現 第8回
展覧会案内 ● http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-3885.html
4月11日~23日/ギャラリーみつけ 展示室 2
出展:相川恵子、大瀧洋平、倉持至宏、高橋佐紀
【
展示作品リスト】 【
会場風景/記事index】
flowers -15人のアーティストによるさまざまな「花の表現」-
展覧会案内 ● http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-3963.html
6月1日~6月18日/ギャラリーみつけ 展示室1&2
出展:
大橋絵里奈(イラストレーション)、
小倉美砂(書)、
笠原賢悟(立体/ミクストメディア)、
小山まさえ(ガラス絵)、
笹川春艸(墨画)、
髙木秀俊(抽象アート)、
瀧ヶ崎千鶴(日本画)、
中島尚子(木口木版画)、
永見由子(日本画)、
原口比奈子(ドローイング)、
星奈緒(パステル画)、
村山徳成(洋画)、
吉田勝幸(写真)、
吉野榮子 Ren(絵画)
若林溪竹(書)
【
会場風景/記事index】
-Canvas- 外山文彦展
展覧会案内 ● http://atelier-zen.jp/2017ex.html
6月10日~7月9日/ギャラリー空華 (群馬県高崎市)
【
記事index】

  
版とクラフト 舟見倹二の世界
– series“現代の表現者たち”vol.1 –
展覧会案内 ● http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-4055.html
7月22日~8月6日/ギャラリーみつけ 展示室1&2
【
会場風景・記事index】
CoZAの間×アトリエZen コラボレーション企画vol.03
小林真弓個展 「霧のすきま」
展覧会案内 ● http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-4227.html
11月18日~25日/CoZAの間 (横浜市港南区)
【
会場風景・展示作品リスト】
また今年は「弥彦・野外アート展」の開催年でもありました。隔年で開催している同野外展も9回となり、すなわち通産期間としたら=18年となりました。
9th
弥彦・野外アート展 2017
- 弥彦の空へ -
公式サイト ● http://www22.atpages.jp/g1313/2017yahiko.htm
10月15日~10月29日/弥彦総合文化会館前 階段広場及び周辺散策コース(新潟県弥彦村)
出展:
池原浩子、笠原賢悟、児玉瑞子、佐藤郷子、佐藤裕子、霜鳥健二、鈴木明恵美、鈴木國男、関根哲男、高橋トオル、田中幸男、
玉川勝之、茅原登喜子、外山文彦、西片結花、藤井芳則、前山忠、吉川弘
さて、例年けっこう年末ギリギリまでblogを書いていて、昨年も
大晦日に「当年のまとめ記事」を記すなどしていましたが、今年は(blogも年末休暇に入ることにして)3日ほど残しこれで終了とします。よいお年をお迎えください。
(2017.12.28 pm12:40 記)   
ベーカリーショップ「ラ・ボントーン」と笹川眼科院内での展示は
両方とも2013年に始めていて、すなわち今年で5年となった。ちなみに年末に回顧記事を恒例で書くようになったのもこの二つがきっかけだったと、いまバックナンバーみていて気付いた。
以下、今年の展示を一覧で。
● ラ・ボントーン (長岡市今朝白)
~2017年2月14日:
外山文彦 絵画・ミクストメディア /
展示案内]
2月15日~4月11日:
鶴水亜里沙 きりえ /
展示案内]
4月12日~6月21日:
nezi イラストレーション /
展示案内]
6月22日~9月21日:
山本都 デジタル絵画 /
展示案内]
9月22日~11月22日:
河田ゆき イラストレーション /
展示案内]
11月23日~(現在展示中)
吉田勝幸 写真 /
展示案内]
壁面:山本都作品
● 笹川眼科院内展示 (Art Spce Bright Light) (長岡市大島本町)
http://atelierzen.blog.fc2.com/blog-category-13.html
第13回展示:
佐藤美紀/~2017年2月 (油彩とコラージュ)
第14回展示:
外山文彦/3月~5月 (絵画)
第15回展示:
吉田勝幸/6月~8月 (写真)
第16回展示:
村山 陽/9月~11月 (パステル・水彩)
第17回展示:
舟見倹二/12月~ 現在展示中 (シルクスクリーンによる版作品)
村山陽作品
「回顧する」ってほどのことでもまったくないが、今年のblogでは、新しく
「県外出張」というカテゴリーを加えた。
読者の便を図ったと言えればいいのだけど、そんなカテゴリーで分けられても読者としても意味はないから、あくまでこれは自分自身のメモとして。2014年以降東京横浜での仕事も増え、出張が多くなったことが背景にある。
ということで下の画像は、今月の出張時撮影分から渋谷駅近辺。
現代heights gallery Denをやっていたお二人が今年新しい店(立ちのみ&ギャラリー)を代田橋で始めたということで、
その年末企画に行ってきたときのもの。渋谷と代田橋は案外近いのだった。


その
代田橋・Gallery DEN5に行ったときは、新潟での仕事が前後になかなか抜けられず、呑気にビールを飲んでいたように傍目に見えるけれど上京するには勿体ないくらいの短時間でのスケジュールとなっていた。だから他は(行きたいところもあったが)あきらめて渋谷に寄ったのみ。別にそれが目的ではなかったけれど、駅前でのビル建設工事がネットで包まれていて、写真におさめた。

2017年回顧、その02である。
今年のトピックスとしては、
マイスキップ紙での連載を(長らくやめていたのに)再開したことが挙げられそうだ。あわせて同紙の編集体制が、9月号の通巻200号達成を機に10月号から変わっている。具体的にいえば
創刊から関わってきた編集デザイナーYさんが退任し、編集者が交代。書き手として参加している立ち位置とすると大きなトピックスなわけだ。
編集者の交代と私の連載再開には特に関係はなく、連載再開に対して前にも書いたが理由なぞもたいしたものはなく、そもそも昨年の12月は、つまり
一年前には「(わたしの担当は)長岡造形大生の紹介コーナーだけ」と書いていたほど。だから、なんとなく「久々に書いてみようかな」と思ったことからはずみで…といった程度だけれども、まぁタイミングというのは実に面白いもので。どこか無意識に展開することがある。
今年は初っ端の
1月号で久々に長文記事を書いた(↓)。東京板橋の地下空間でおこなった
現代美術展「地下光学」が、空間の特異性とか、展覧会としてのユニークさそのクォリティとか、(いろいろな意味で)すごい展覧会になり、かつ会場スペースのオーナーが長岡出身美術家であることもふまえぜひ紹介したいと、「長岡の情報紙として」大きな記事に書くことが出来た。連載の再開も、今から思えばこの正月号が伏線だったかもしれない。
マイスキップ2017新春号、page-3より

知人のblogを覗いてみたら、アガサ・クリスティの推理小説「アクロイド殺し」について書かれていて、ちょっとこれにはびっくりした。
「…ピエール・バイヤール『アクロイドを殺したのはだれか』には、びっくりした」とそこに記されていた“びっくり”という言葉ではなく、そもそもアクロイド事件やその逸話はミステリ史に残る有名なものだからそれ自体別段びっくりもしないけれど、近日発行になるマイスキップ新春号の連載コラムに同じところを、自分もちょうど書いていたから。
偶然の符合とは言え、印刷やら製本作業のタイムラグからこのあと数日後に発行になるのも真似したようでなんだか間が悪い。今月は
早々と書いて入稿していたのにねぇ。
ピエール・バイヤールの同書は20年前の発行でとうに絶版になっているようだが、アクロイド殺害事件の真犯人は(ポアロが推理した、あの)●●ではなく他に居る、と論じていて、さすがにびっくりはする。これは読んでみたい。
本家の「アクロイド殺し」のほうは、犯人とされる●●をちゃんと知っていながら、まだ私は実際に読んではないけれど。
画像は長岡駅前。だいぶ前の撮影である。
近づく年末にここ数年恒例になっている「その年の企画のまとめ(回顧)」記事をなかなか書けないでいたが、残すところいよいよ1週間となったので少しずつ整理していこうと思う。
ということで、まずは長岡小嶋屋CoCoLo長岡店の店内展示、“蕎麦×アート”。2010年から始まった企画だから、来年は8年目に入ります。写真から始まり、木口木版画、イラスト、ミクストメディアなどと、(すべて異なる)多彩なジャンルからの展示でした。

↑ 星奈緒パステル画展から
長岡小嶋屋 CoCoLo長岡店 “蕎麦×アート”
● vol.43 -写真-吉田勝幸写真展-フユノキセキ
/
2016年12月26日~2017年3月5日
[
展示案内] [
作品リスト]
● vol.44 -木口木版画とイラスト画-animals-木口木版画とイラストの二人展(中島尚子&外山文彦)
/3月6日~5月14日
[
展示案内] [
作品リスト]
(
記事index)
● vol.45 -絵画-中村文美・モノタイプにドローイング
/5月15日~7月17日
[
展示案内] [
作品リスト]
● vol.46 -スケッチ画-野田英世スケッチ画展 ふつうの瞬間-アンチ・ドラマチック-
/7月18日~9月20日
[
展示案内] [
作品リスト]
● vol.47 -パステル画-星奈緒パステル画
/9月21日~12月3日
[
展示案内] [
作品リスト]
● vol.48 -ミクストメディア-阿部正広展
/12月4日~2018年2月4日
[
展示案内] [
作品リスト]
さて昨夜に続き、みたび代田橋ナンドナーレ関連である。
小田急線には割と乗るがその隣を走る京王線にはずっと縁がなく、縁がなかったことさえ気づかずにいたくらいだったが、おそらくは
世田谷線に乗りたいがため(その起点の新高井戸まで)新宿から向かった一昨年が最初だったかもしれない。だから納戸最寄りの代田橋駅というのも世田谷代田やら新代田やら何だか紛らわしい駅名があるよね程度でよく知らず、ましてや
沖縄タウンがそこにあるだとか、ディープな街だというのも当然知らないでいた。
なかなかディープらしいというのは、ナンドナーレの参加を機になんとなく見聞きしていたけれど、でも駅の北口を出た瞬間に画像(↑)のタバコ屋がいきなり現れ、駅前なのに先は車は通れない細い路地で小さな店舗が立ち並び、そんな光景にテンションもついあがるというわけだ。道中の京王ストアにも(京王線に縁がないくらいだから勿論初めてで)つい寄った。こういうスーパーは面白いのである。
日本テレビがこの代田橋と沖縄タウンを特集していたようで、その動画を見つけた。タイトルに「都内でディープな“沖縄”体験!?」とある。
http://www.news24.jp/articles/2016/08/24/07338932.html
2016年8月の放映だから
今年開店した「納戸/gallery DEN5」は当然出てこないけれど、めんそーれ大都市場が紹介され、市場角地の納戸の場所も一瞬映される。その店舗(前身の肉屋)はシャッターが閉じられていて、これが営業中の映像だったらよかったのにと、4分弱に渡って延々見た感想は特集趣旨とは関係ないものになった。