「回顧する」ってほどのことでもまったくないが、今年のblogでは、新しく
「県外出張」というカテゴリーを加えた。
読者の便を図ったと言えればいいのだけど、そんなカテゴリーで分けられても読者としても意味はないから、あくまでこれは自分自身のメモとして。2014年以降東京横浜での仕事も増え、出張が多くなったことが背景にある。
ということで下の画像は、今月の出張時撮影分から渋谷駅近辺。
現代heights gallery Denをやっていたお二人が今年新しい店(立ちのみ&ギャラリー)を代田橋で始めたということで、
その年末企画に行ってきたときのもの。渋谷と代田橋は案外近いのだった。


その
代田橋・Gallery DEN5に行ったときは、新潟での仕事が前後になかなか抜けられず、呑気にビールを飲んでいたように傍目に見えるけれど上京するには勿体ないくらいの短時間でのスケジュールとなっていた。だから他は(行きたいところもあったが)あきらめて渋谷に寄ったのみ。別にそれが目的ではなかったけれど、駅前でのビル建設工事がネットで包まれていて、写真におさめた。

2017年回顧、その02である。
今年のトピックスとしては、
マイスキップ紙での連載を(長らくやめていたのに)再開したことが挙げられそうだ。あわせて同紙の編集体制が、9月号の通巻200号達成を機に10月号から変わっている。具体的にいえば
創刊から関わってきた編集デザイナーYさんが退任し、編集者が交代。書き手として参加している立ち位置とすると大きなトピックスなわけだ。
編集者の交代と私の連載再開には特に関係はなく、連載再開に対して前にも書いたが理由なぞもたいしたものはなく、そもそも昨年の12月は、つまり
一年前には「(わたしの担当は)長岡造形大生の紹介コーナーだけ」と書いていたほど。だから、なんとなく「久々に書いてみようかな」と思ったことからはずみで…といった程度だけれども、まぁタイミングというのは実に面白いもので。どこか無意識に展開することがある。
今年は初っ端の
1月号で久々に長文記事を書いた(↓)。東京板橋の地下空間でおこなった
現代美術展「地下光学」が、空間の特異性とか、展覧会としてのユニークさそのクォリティとか、(いろいろな意味で)すごい展覧会になり、かつ会場スペースのオーナーが長岡出身美術家であることもふまえぜひ紹介したいと、「長岡の情報紙として」大きな記事に書くことが出来た。連載の再開も、今から思えばこの正月号が伏線だったかもしれない。
マイスキップ2017新春号、page-3より