知人から、アート日和なんだからアートについて書いてよ書評なんかしてないで、と言われたけれど、そもそも読んでないのだから書評さえにもならないのであった。しかし、「読んだ」ことを書くのは簡単だけれど「読んでない」ことを読んでないとしてあれこれ書くのは反転が効いてるよねなんて悦に入ったりして、次の2月号も何か別の推理小説について書こうかとそんなことも考えていた。ネタもちょっと用意してみたが、でも急遽変更し長岡現代美術館に関して書くことにした。というか、昨日それで書き上げて、入稿も済ませた。
現代美術館といっても別にすごいことを記したわけでなく、発行中の「新春号」の企画特集ページに書いた「長岡現代美術館を巡る講演イベント」が、見開き2ページあるといってもその内容からしたら文字数がもう少し欲しかったよね、といったところの単なる後日談。文字量をだいぶ詰めた感も大きかったから、そんなかんなと追記したくなったのである。
ちなみにこれで連載第62回となりました。
