地域情報紙マイスキップの12月号が刷り上がり、配布が始まったようだ。郵送での定期購読者へは12月頭くらいのお届けになるだろうから詳しくは後日にしたいところだが、今回の号では企画特集面を含め3箇所のコーナーに、私の名前がそれぞれ(違うパターンで)出るという、個人的に珍しい号になっている。
まず「企画特集面」への登場は筆者として。10日前に企画面を何とか書いた…なんて言ってたが、12月13日からのエックス展が長岡初開催ということで経緯などをまとめ、紹介させてもらっている。
二つ目は「展覧会情報欄」に記載された出展者として。
三つ目は、これまでskip紙に建築や都市景観的なコラムを時々寄稿されている木村さんの原稿を今回スペシャル的に掲載することになったのだけれど、そのなかに於いて。
木村さんには12月号ということで2018年を振り返るような何かを、例えば「今年紙面で特集したもの」を再度取り上げてもらい氏の視点から短文コラムで書いてもらえないかと、そんなかたちで原稿依頼していた。念頭に置いていたのは9月号で特集した「長岡市青少年文化センター」で、木村さんならば9月号とは違う側面から書けるだろうし、てっきりそれが出てくるとばかり想定していたが、「自由に選んでいい」として快諾されたなかでセレクトされたのは、私の書いた4月号「街角のタバコ屋を巡る」であった。だから木村さんの原稿に元記事執筆者たる私の名前が記された、というわけである。
それは最初驚いたけれど、また考えになかったことだけれど、でも「今年の記事でひとつ選んで」といったなかから出てきたものであるので光栄ではある。
ちなみに私が原稿の打診をした後、9月の終わりに氏は青少年文化センターをご自身のblogに記している(9月27日、去りゆく施設に纏わる身体的な記録)。だからその建物について書けなかったわけでは決してなく、それを差し置いてのセレクトとも受け取れそうか。と、一筆者としては感慨的に思うわけである。