その前日にも書いていたように、昨日は上越教育大学“芸術系コース「美術」”の卒展に。
上越市内在住の美術作家宅を訪問する用事があって、どうせならと上越教育大の卒展の日程に合わせて行くことにしたのだけれど、その作家氏から「9日は午後1時からギャラリートークがある(から、それに合わせて来れば?)」と連絡をいただき、ではそれならとギャラリートークに合わせての上越訪問だった。
長岡造形大の卒展は全学生作品が一堂に並ぶが、こちらは大学の、そのごく一部となるであろう「美術」専攻者の卒業制作で、メンバーは学部生2名院生5名の計7名。人数的に小ぶりな展示となるが、でも作品のクオリティが高く、日本画、現代美術、インスタレーション、舞踏のパフォーマンス、マンガetcとそれぞれがそれぞれのジャンルを突き進めていた印象があり、楽しめるものだった。教員養成系の大学だから教職を目指す学生が多いのだろうけれど、今年はそのなかで作家志向のひとも多いらしい。そんな感覚を持ちながら観ていたところ、当の学生からそれらしい発言もあった。
自身の研究意図を一般市民にもわかりやすく伝えるトークもうまいなぁなんて思い、担当教授に挨拶がてらついそんな感想を言ってしまったら「(教員養成の大学なんだからそれが仕事で)話すことはまったく心配してません」と言われた。言われてみればまぁたしかにその通り。
夕方は長岡で、イタリアンレストラン系の某ファミレスにてデザイナーとの打ち合わせ。

ペペロンチーノを頼んだら、どこかの映画にあったらしい「それはイタリアの素うどん」というセリフをデザイナー氏から聞かされ、言いえて妙でウケてしまった。言われてみれば、まぁたしかに素うどんなのである。