長岡の地域情報紙 My-skip12月号。印刷があがり配布が始まっていますので、ひとつお知らせをしておきますと、紙面連載している「アート日和」は今号は休載となっています。
11月号のときに、「
私がいつも使う2枠(連載コラム、イベントガイド)が編集事情により1枠でとなったため『イベントガイド』を休載した」と書いてましたが、理由は同じもので、12月号では連載コラムのほうを休みとした次第です。
さて、どうも少し風邪気味のようで、外出予定をやめて今日は静養することにした。当初は完全休養にと思ったものの、メールのやりとりなどで急ぎのものもあるので、室内を暖房で思いっきり暖かくしたうえで軽作業のみやっている。思いっきり暖かくというのがミソで、個人的には静養みたいなものである。適度にパソコンのキーボードをうつのはよいようで、blog更新も今日はもうひとつおこなおうと思っている。
(2019.11.30 pm13:00)
最近新潟日報では「県財政悪化」について、前知事の対応の是非を当人にインタビューして問うなどかなり突っ込んだ書きようが目立つ。そんななか昨日の同紙一面トップは「(増収のために)来年4月から手数料値上げ」であった。

いくつか値上げ項目が出ていて、まぁやむをえないし目的にも適うよなというものも中にはあるが、目をひいたのは「
県立近代美術館の観覧料の取り扱い(実質値上げ方針)」である。企画展入場料と常設展入場料とを別扱いにするということで、これまで企画展を観れば常設展もあわせて観覧出来たものを別途入場料を徴収するよう変えるらしい。経験上は常設展観覧料別途となるとスルーするひとも多いと思われ、そのあたり入場者数減少との兼ね合いや考え方も公立美術館として必要だから、推移に注目ではある。
「モエダン」なるキーワードがいま流行っているとかなんとかで、ゆうべのテレビニュースではそんな特集をしていた。
モエダンとは「萌え断」で、すなわち断面に萌える、とのことらしい。フルーツサンドイッチを半分に切って(切断面を出して)店頭に置かれるケースをよく見るけれど、萌え断とは具体的には、“
食べ物のカラフルで美しい断面に「萌える」こと”である。
であるなんて断言してしまったが、ケンコーマヨネーズのサイトにそう書いてあった、その受け売りである。
https://www.kenkomayo.co.jp/keyword/moedan
“断面”がブームなんだろうか。
断面はふだん通常状態では見えないものとすれば、「見えないもの」を「見る」という視点からの面白さがあって、個人的によく魅かれる。例えば「
印刷物を束ねたときの横断面の(1枚だけだと見えない)表情とか図柄」を写真におさめることがよくあり、国語辞書をひくと「断面」にはいくつか語意が出てくるが、この場合「物を任意の線で切断した切り口」ではなく「ある角度から見た物事の状態や様子」を指すことになる。
だからまぁ言葉の意味は違うし観点も違うから、流行語らしい「萌える断面」とは私の場合ぜんぜん違うんだろうけれど。
下の画像は、2か月くらい前に撮った
「今年のエックス展」リーフレットの“断面”。