展覧会が終わった直後に雑記的な感想もと書き始めたはいいが、なんだかオチがないなぁとそのままボツにしていたようだ。今回の野外展では台風襲来とその対策に追われた感がありそのとき記してなかった特徴的な会場での野外展ファイナルについて、気づいたのをよしとして年末回顧でそのまま以下アップしておこうと思う。オチがないのもそのまま。
(2019.12.30pm23:00)
弥彦・野外アート展のindexを昨日まとめながら、雑記的な感想も記そうと思っていたが、ちょっといま、特に今週来週は仕事も立て込んできて、時間不足かな?なんていう気配を気にしたら書けなかった。看板のライトアップがどうとか書いていると、そうも思われないだろうけどね。
今回の弥彦・野外アート展は「ファイナル・ステージ」と銘打っていた。現状の「110段の階段を活用する」ことは展覧会として特徴的で、人工的な“階段部”と周辺散策コースの樹木など“自然の緑地”を組み合わせた野外展は会場特性の面白さにあわせ、他に例はおそらくないだろう貴重さもある。そうした場所の特性があるから、そこで20年「10回」開催したことに意味があるしキーになるわけで、私自身ファイナルという言葉はそこに捉えている。
ファイナル・ステージということではそれぞれ作家も思いがあるようで、複数の参加作家から「(出展を)誘ってくれてありがとう」的なことを言われた。染色作家の佐藤裕子さんはたぶん10年前くらいのときから連続参加していて、もうすっかり馴染みきっているから「私が誘った」なんて今更言う必要もないけれど、彼女との出会いは、かつて新潟市にあった私立現代美術館“創庫美術館”が企画していた「若手作家」展だった。その同期生なのである。そのときに写真上でコラボレーションしたことをかつて載せていた。