便利なものでいまはスマフォからいろいろ出てくるようで、それら“おすすめ”を聴かせてもらっていたら、曲調とか声質がデビュー初期くらいのスザンヌ・ヴェガに似てるねなんて口に出る。調子に乗って、「スザンヌ・ヴェガって知らないよね」云々とよせばいいのに喋っていたら、聞いたはずの当該シンガーの名前は上書きされちゃったようですっかり記憶に留められていなかった。
しょうがないから(ということもないのだけど)、移動中の車のBGMを久々にスザンヌ・ヴェガにしてみた。

CDはいくつか持っているが、この日セレクトしたのは1997年の来日公演記念として作られたライブ盤。帯に「耳に響く秋である」と書かれているのを見るまでもなく、なるほど、アコースティックな響きが耳に実によいのである。そういえばと暦の上ではもう秋なのだと思ってみるけれど、まだまだ暑すぎて、“秋”がなるほどとはなかなかならない。