12月はその年の活動を振り返った“まとめ”的記事をあげるのが
ここ数年の恒例。
その年の回顧は年末が迫ってからではなく新聞やテレビみたいに12月に入ったら計画的にやっていけばいいのだが、昨年も一昨年も12月27日に始め出し、慌てるようにそこから記事を連発している。慌ただしいのも恒例みたいだ。
今年は12月にエックス展もないことから後者の“恒例”は破ろうと思ってはいたけれど、そう言いつつもう20日。だいぶ遅くなった。少しずつアップしていこうと思う。
と、大して意味も無い前段をまず書いて、以下「2020年アトリエZen」の回顧part1として、今年のトピックスを。まずは作品記録集の発行について。
外山文彦作品記録集(2020年編集版)
●A5版・オールカラー20ページ。オフセット印刷、無線綴じ製本
●制作・発行:アトリエZen/頒布価格 500円
記事index/
2020.09.28
作品記録集の完成
2020.10.13
月刊マイスキップの連載コラムでの紹介(10月号)
制作段階(途中)の話/2020.08.29
目次作成中、 2020.09.03
まえがきの執筆
外山文彦作品の記録集は2012年に小冊子として印刷作成しているから8年ぶり。制作動機にはその2012年版を増補改訂したいと常々思っていたことが根底にある。とは言いながら、作ると決めたのはけっこう遅くて夏のお盆時期。ちょうど夏のお休み中に湧いた突然の閃きからで、
展覧会にあわせて発行したいとする意図にはけっこうギリギリだった。だから制作時間がとれるかと最初ちょっと思ったけれど、夜は空くからと
夜な夜な愉しみながら作っていたらそんな心配はいつしかどこかに消えた。面白く取り組めたということである。
マイスキップ紙
10月号のコラムに「郵送での販売OK」と書いたところ、ありがたいことにすぐさま問い合わせもいただいたりした。郵送販売のほうは継続しているので興味のあるかたは下記にお問い合わせください。送料当方負担にてお送りさせていただきます。
[
問い合わせはこちら]
制作の意図を記した“まえがき”部分を以下転載。特に意図はなかったけれど後から思えば、“マイスキップの今年での休刊”ということもいい触媒になったようだ。まえがきにはそんなことも書き入れている。
(2020.12.20 pm23:30)
■
まえがき
↑ クリックすると大きくなります
■
目 次
§1 revie…p.4
§2 series of “CANVAS”…p.6
§3 works…p.12
2015弥彦・野外アート展
2016大光銀行本店展示
2016横浜市CoZAの間/個展
2016東京・Dungeon/現代美術展「地下光学」
2017高崎市ギャラリー空華/個展
2017弥彦・野外アート展
2018横浜市art Truth/個展
2020野外展「夏の庭」
§4 collmn…p.20
月刊My-Skip連載「アート日和」より
vol.74「羽賀善蔵展と30年前の拙個展」/vol.83「何かの縁で個展つながり」
旧長岡現代美術館の建物が解体されるさまを写真におさめていたが、
白いパネルで覆われて中でどう進捗しているか見えなくなった(=さしづめホワイトボックス化)ことを最後に、無理にそのために行くことは止めていた。一区切りついたという理由のほか、そのころ
展覧会の準備やロングランの開催で時間的余裕もなくなったこともある。
で、わざわざ行かないとなるとこの場所は何かの用事で通りかかることはないようで、昨日その現場を訪れたのはちょうど3か月ぶり。近くの長岡郵便局に行った際、せっかくだからと思い立ってちょっと足をのばしてみたら、2階レベルくらいまで解体が進んでいるのが遠目に見えた(↓)わけだ。光景もだいぶ変わり、あたりまえのことだけれど解体工事は大きくすすんでいる。

↑
以前載せた「外壁レリーフ部分の“前と後”」と同じ角度で。

制作を依頼していた額が出来上がってきたので本日は額装作業、3作品。うちひとつは特殊な額仕様にしたため作品の取り付けにはひと手間かかり、難易度もあるから額発注時の寸法図メモも確認しながらおこなったが、そのメモが上。
額装完了後の写真を撮る際、脇に置かれていたメモノートをついでのように撮ってみたのだった。
雪のなか、午前中は市内何か所かを廻る。途中信号待ちで停まった際、12月のこれほどの降雪は何年ぶりなのかと思いながら携帯電話を取り出し、そのカメラでサイドガラス越しに。長岡大橋西詰長岡造形大の辺り。

昨年・一昨年と12月に
「エックス展-若きクリエイターたちの自由表現」を開催していて、同展で一年を締めくくるかたちで続いたが、次の第11回展は時期を3か月ずらし、
My-Skip最終号のコラムにも記したように来年3月下旬の開催にしている。
だから前年までとは少々勝手が違うと思っていたら、気候まで勝手が違い出し、本格的に雪が降りだしている。昨年は
こんな感じで街中をふつうに歩いたりしていたものだけれど。昨日は本来なら、見たい作品もあったから遠方までいくつか展覧会を回ろうという予定をたてていたが、この雪に長すぎる道程はさすが厳しく、予定を変えた。
ギャラリーを使ってのアトリエZen展示は、今年はエックス展がないから、先月中旬までの
TWOLL GALLERYでのシリーズ企画(
外山文彦展→
霜鳥健二展)が最終だった。なので同展が終わった先月の段階では、12月は珍しくゆっくり過ごせるかななんてことも考えていたけれど、来年企画の仕込みやらなんやらと立て続きやっぱりなかなかそうもいかないもの。ただ、余裕がないと絶対出来ないことでは、ふだんの制作とはだいぶ違う具象的(に見える)絵を、時間の合間に1枚仕上げた。
アトリエZen企画としては一般店舗内での作品展示がこのあと年内2件残っている。
長岡小嶋屋CoCoLo長岡店とラ・ボントーン。長岡小嶋屋のほうは2021年前半まで3展の予定を記した案内ハガキも刷り上がった。同じパターンでのデザインが続いてたけれど、今回少しだけ構成の仕方を変えた。
(2020.12.16 am9:30)
朝起きたら予想した通りに車庫前は雪が積もっていて、今季初の“雪かき”を朝イチで。
(2020.12.15 am8:30)
14日から真冬並みの寒気が流れ込むと先週末も天気予報が言ってた通り、本日は朝から雪。
今日のところは降るには降るがまだ本格的ではないけれど、嵐の前の静けさの如く、どうも明日からは相当酷くなりそうだ。今日は午前中駅に行く用事があったものだから、ちょっとだけ白くなりかけた感じを写真におさめてみた。
(2020.12.14 pm13:00)
