来年年1月2日3日の第97回箱根駅伝のポスターが完成したということで、ニュースに流れてきた。「応援したいから、応援にいかない。」というキャッチコピーがついている。
https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/18423(陸上競技社のサイト)
「応援したいから、応援にいかない。」というキャッチはいい言葉と思うけれど、例えば助詞の「に」は無いほうがよくて、「応援したいから応援いかない」にすればちょうど17字でよりいいんじゃないかと思ってみる。夏井いつきさんの俳句講座の聞きかじりで反射的に思ったことだけれど。
そういえば今年の正月には箱根駅伝について「沿道まで観戦に行ったこともかつてあったが、一地点でのいわゆる「点」として視るのではなくスポーツ競技の「線」で見たいから、テレビに落ち着く」と書いていた。駅伝を陸上競技として堪能するならポスターでお願いされるまでもなくテレビなのだが、世の中、陸上マニアだけではないからさてどうなることだろうか。でも沿道観戦はたしかに臨場感はあるものの(実際やるとわかるけれど特に往路の場合は)一瞬で通り過ぎる感じだから、人によってはあっけないと思うはず。逆に復路の場合は走者間の間隔が空くから、1地点で見てると次の走者がなかなか来なくて延々待つ状況になる。陸上好きは「待つ」のも想像の契機で楽しみとしても、一般のひとだとどうなのだろう。沿道観戦は数年後に落ち着いてからやればいいと思うところだ。
ところでいま沿道観戦と書いたところ、観戦の文字が「感染」と最初誤変換されてしまい、「沿道感染」となった。偶然のことだけれど、洒落にならないよね。