
昨日29日の新潟日報から。このウィルス禍でもおこなうとされている東京五輪の、野球の組み合わせ(日程)が表になって出ていた。
6か国が出場。3か国ずつ分けた1次リーグのあと決勝トーナメントという形式になるが、でも1次リーグは勝っても負けてもどちらでも何でも決勝にすすめる仕組みで、その決勝トーナメントもやたらと敗者復活システムが出てきて複雑怪奇である。目読暗算でいい加減にあたると、4勝3敗で優勝するケースがあるし、一方で圧倒的に4連勝しても決勝だけ敗れれば優勝を逃す。勿論1次リーグ全敗でも優勝可能。複雑なだけでなく漂うその無理矢理感が、いまの東京五輪の置かれている立場を物語っているように見えた。
ちなみに書けば出場6か国には、野球強豪国と言われる台湾やキューバ、世界の中で比較的強い部類と思われるオーストラリアも入ってない。アメリカもメジャーリーガーが出場するわけはなく日本と違ってメンバーは落としている。そんな6か国で3つのメダルを(長々と敗者次々復活させながら)争うというのもねぇと、見ていたわけだ。