柏崎・游文舎で開催中の「鈴木千歳展」に行く。
制作年代には十年くらいの幅があるのだろうが、いくつかのシリーズが並び、面白い発想が愉しいと思いながら見入っていた。面白がって長々観てたら、作家本人から会場写真を撮ってもいい(載せてもいい)とあったので何枚か。真ん中の画像は超ミニ立体作品だからピントを合わせても小さくて見辛いけれど、「限界鉛筆」のシリーズ。
先に「いくつかのシリーズ」と書いたが細かくは割愛し、ギャラリー関係者のblogに
「『サルを逃がす』シリーズ、相撲絵シリーズ、仮面のシリーズ等々…」と書かれているので興味あらばそちらを参照。そのなかの相撲絵は今年制作の木版&ドローイングのシリーズで、おそらく最新作だろうということと、「跳ぶ力士(Jumping wrestler)」なる命名がなされていることに興味を覚えちょっと聞いたら、相撲は別に好きではなく、競技としてとか興行としての相撲には全く興味がない(=つまり力士を題材にするのは別にある美術作家的視点からの興味)とのこと。さらに面白く見えた。
鈴木千歳展
会期:10月23日〜31日/会場: 文学と美術のライブラリー游文舎
10月31日14:00〜 ギャラリートーク/鈴木千歳 &アーティスト集団「サスノグリフス」
ところで作家の鈴木さんと話をしていたら、彼女の方から「アトリエZen企画のグループ展に参加して、そのとき私はウサギの皮を使った」と10年くらい前のことが出てきて、
先週も別の個展で10年前の展覧会の話になったから、またもやである。
その“ウサギ皮をもちいた版表現”は、2010年、その頃亀田駅前にあったgt.moo galleryでおこなった「GT-ART展2010」でのこと。先週と同様、DMを貼ってみる。

GT-ART展はこの
前年2009年に第一回を開催していて、
2010年展のこのDMには前年の展示風景をベースに使っている。
(2021.10.30 pm16:00)
【2021.10.31 追記】
ウサギ皮って言われてもよくわからないから、そのときの写真を載せてみることにした。背景に他作家の大きな壁面インスタレーションや彫刻があったりして、載せてもよくわからないかもしれないけれど。
鈴木さんにあとからメールしたら(この作品は当時のスタイルのままは)現存してないようで、「
gt.moo galleryの閉廊企画展に出そうと思ったら粉みたいになって崩壊寸前で諦めた」とのこと。

(作品リスト)

アオーレ長岡に行ったら「長岡技術科学大学全国優勝!!」と掲げられていた。
全国優勝といえば長岡だったら
サッカーで帝京長岡高校がするんじゃないかと漠然と思っていたが、こちらはロボットコンテスト。
https://official-robocon.com/gakusei/このあと世界大会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン)」へ、日本代表として出場とのこと。
衆院選の期日前投票で今朝はアオーレ長岡に。

前知事・元知事・前長岡市長が出馬し、それぞれに相関関係なり因縁なりが見える当地新潟5区は、全国的にも注目されている選挙区のよう。
投票終えたあと、こういう場面はそうそう無いとその三氏揃い踏みの選挙看板をおさめてみる。
長岡市大島本町・笹川眼科、院内展示のご案内です。
11月からの3か月間は、長岡造形大4年水渕凜さんによる、名画を基にユーモアを交えて表現した5作品を飾ります。
(本日午前中に展示作品の入替を済ませましたので既に水渕さんの作品になっています)(2021.10.27 pm13:00)
今回新作の見返り美人
Art Space Bright Light 第33回展示
水渕 凜 作品展示
期間:10月28日~2022年1月末迄予定
(※展示期間の最終日は次作品の入替えの都合等で若干の前後があります)
会場:
笹川眼科・中待合室 【長岡市大島本町】
※ クリニック内の展示で、検診や通院で訪れるかたに楽しんでもらうという企画趣旨となります。通常のギャラリーのように誰でも自由に入場可能ではないことをご了承ください。
水渕凜/石川県金沢市出身。
長岡造形大学 視覚デザイン学科在学(4年生)。
ユーモラスなタッチの似顔絵やイラスト、グッズ等を制作。名画や歴史上の人物などをモチーフにしたパロディ表現をおこなう。
2019年金沢駅で開催された「CRAFT ART CIRCUS」に参加出展。
2020年 長岡の地域情報紙「マイスキップ」11月号にて
その作品と活動を紹介。

スーパーに寄ったら目的のものとは別に和島トゥ・ル・モンドのベーカリー「
アルモニエ」のパンが出ているのを見つけ、お昼に軽く食べるにいいかと買い求めてみる。写真のオレンジ・カマンベールは、自家製カマンベールチーズクリーム入り。
実をいうと少し前に気付いてはいたのだが、このblogの初期のころ、10年前くらいの記事には、画像がずれて表示されるものがある。
具体的には「タテで撮影した画像のなかに(本来タテで表示されるべきところ)横で表示されるものがある」ということで、
タテ画像が全部そうではなく、またその逆の「横撮影がタテ表示になる」ことは無い。おそらくは原因を想像するに、当時タテ画像はデータ編集時にちょっと気になる挙動を示すこともあったから、このblogが近年https化(常時SSL化)したのに伴いデーターが自動変換されたとき、何らかの影響を受けて変わったのかもしれないねとそんな気はしている。
ただタテが横になるだけだったらまだいいけれど、寸法も同時に入れ替わるから、正方形ではなく長方形の画像の場合は画像が歪んでわかり辛いものとなってしまう。
10年前の記事はほとんど見ることは無く、だからこのヘンなことに最初に気付いたのは、テレビ番組「孤独のグルメ」で
銀座のギャラリー帰りに主人公が銀座の韓国料理店に寄るという回があって
(シーズン4の第2話)、見てたら大学生時のグループ展での銀座の饂飩店とカレー屋とを思い出し、そういえば
カレー屋のほうはblogに書いてたよななんてバックナンバー探ったときだった。山手線の名前のカレーと憶えてたから検索し易く、画像表示のおかしさに驚いたのである。
古い記事はほとんど見ることは無い、なんていま書いてみたが、数日前は
(開催中の展覧会から発想をとばし)2012年の展示について書きリンクまで貼っていたし、今日は今日で別件でその頃の展覧会に関する問い合わせを受け、バックナンバーを見返していた。だから見る機会はここのところ多く、画像の表示違いもその多さを知ることになった。
カレー屋のページは見つけたときに直しているけれど、他にまだまだあるものは、簡単に一括で直すスキルは無いから直しきれずにいる。さしあたっては、古い記事で画像が「ヘン」なときは縦横がずれているということで、すみませんがお受け取りのほど。