

↑は3日目(25日)の午後、1階外山文彦展のほう。作品の展示自体が終わり、作品名を記したキャプションボードを春の日差しと土壁に囲まれて作成していたところである。
会場に掲示するボード類は、ホームページに既に掲載している「展覧会挨拶文・企画趣旨」や「DMの画像に関する一文(2人の作風の解説的なもの)」はアトリエ内でさっさとパネル作成を済ませてきていて、通常であれば作品名のキャプションボードも会場入り前に当然作成済なものだけれど、今回は、作業をすすめながら会場の“場”に応じて作品セレクトを変えることをしたいとあらかじめ考えていたこともあって、展示リストが全部定まってからの最後の作業としたのだった。
↓は2階巳巳展。


もともと古民家だから土壁以外に押し入れといったものもあるし、ギャラリー施設としてリノベーションされるときには板を貼り、展示しやすいように新設された壁面もあったが、作家は土壁以外を今回新たな黒い壁で覆った。上側の画像は初日(23日)で、下側は最終日(25日)の午前中。黒い壁の設置が終わり、その黒に当地に遺る伝説を書き込んでいる。

2階巳巳展。階段脇小部屋は床が黒くされ、その床の黒にもこのあと文字が書き込まれた。

こちらの画像はあまり…、というかまったくもって意味はない。1階外山文彦展。
最終日(25日)、外山文彦展のほうはようやく余裕がだいぶ出てきて、ギャラリー直近に個人店みたいなごくごく小さなスーパーがあって気になっていたからと物色しに行ったのだが、そこで売ってた横浜のお菓子。横濱バターサンド。大きなスーパーだったらそう驚かないけれど、長岡では見たことのない横濱と記された菓子がなぜこの山の中にと、しかも特別扱いを受けるわけでなく他のブルボンとかのメジャーなものに交って淡々と置かれていたから吃驚し、作業中のおやつにもいいと買い求めた。
おやつにする前に、色がいいかなと、DMに画像掲載したインスタレーション作品は既にこのとき出来上がっていたからと、中に入れて写真にしたわけだ。
1階外山文彦展のほうはお菓子の写真はあるのに途中経過の写真がほとんどないのは困ったもので、初日の割と初っ端の↓くらいである。考えるため何枚か並べているところだから、途中経過とは意味合いが違うかもしれないが。

作業最終日(25日)の夕方、ギャラリーを後にするときにあまりに天気がよく,気分もよいので撮った1枚を最後に。ギャラリーの玄関から庭方向を臨んだ図である。昨年ちょうどこの時期にここを訪れているが、昨年比でも残雪は多くある。
