ギャラリー湯山「巳巳展×外山文彦展」、6月26日まで開催中(土曜・日曜のみの開館)
画像右の外山作品は展覧会案内(DM)にも載せており、そちらはDM用の撮影目的で昨年11月に現地インスタレーションを敢行したもの
(※その経緯はこちらのページの末尾に付記として簡潔に記しています)で、撮影後はいったん部材を搬出し展覧会時に再度構成しています。個人的にはDM撮影時よりも作品としての見え方がいいと思っていますが、さりげなく入り込む春の自然光の具合もあるかもしれません。
以下は、ギャラリーの前山さんがご自身のフェイスブックページに書かれていた“紹介文”です。遅くなりましたが転載にて紹介まで。
巳巳さんは、松之山の地滑りの歴史を掘り起こし、人柱となった杢兵衛伝説を文字、土、古本などを素材にダイナミックなインスタレーションを展開。緊張感ある空間に浸れる。
外山さんは鉄板に彩色し、床に並べるインスタレーションを展開。床から少し浮き上がらせることで、立体絵画を見るような不思議な感覚が体験できる。他にキャンバスの裏地とアクリル絵の具による彩色されたシンプルな絵画など、多様な作品群も展示。
展覧会website:
https://atelier-zen.jp/mimitoya.html
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◇ ギャラリー湯山「巳巳展×外山文彦展」-2022- (過去記事はこちらを)

長岡小嶋屋CoCoLo長岡店での店内展示は、現在品田朋香さんの絵画6点になっています。
上は
アトリエZenのwebsiteに先週載せた画像で、転載してみました。
展示案内:
https://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-6392.html
作品リスト:
https://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-6401.html
同店の店内展示は約2か月程度毎に作家と作品が入れ替わるようにコーディネートしています。案内のDMは基本3つの展示を1枚のハガキに制作していて、次回(現在の品田朋香展以降の)3展示の「2022年-後期」版をいま制作中です。(データー制作と入稿を先週終え、印刷にと廻っています)
(2022.05.30 am9:00)
昨日は
ギャラリー湯山に在廊していて、帰宅後の夜は、印刷物用の校正を至急で当夜中にと頼まれていたのでそちらを。カーリングの日本選手権が昨日決勝で、夕方からおこなわれていた女子の中部電力vsロコ・ソラーレを録画しておこうと頭にあったはずがすっかり忘れていたことに、帰ってから気づく。
画像は昨日のものではなく、2週間前の、同じくギャラリー湯山からの帰路途中の夕焼け。
ギャラリー湯山「巳巳展×外山文彦展」、6月26日まで開催中(土曜・日曜のみの開館)
1階:外山文彦展 作品の素材は、鉄板、建材ボード、和紙、麻布など。それに建築に既存の“もの”を作品要素に組み込む。インスタレーション、絵画、レリーフと多様に並ぶなかには作家の
中学生時の“絵”を新たに今回トリミングして作品化したものもあり。
2階:巳巳展 ここ松之山に多かったという地すべりに着想を得て、
昔、地すべりを止めようと自ら人柱になったという杢兵衛という村人の伝説をモチーフに作品を構築。「杢兵衛の部屋」と題したインスタレーション。
[
杢兵衛の部屋 作家コメント]
● 今週末の作家在廊に関し/
巳巳:
前に案内した「作家在廊情報」には今週末(5月28日・29日)は在廊予定になってませんが、この両日も在廊の方向になってます。
外山:5月28日(土)は不在。29日(日)は午後在廊予定です。
このマンガが面白い、おすすめだと言われ、だいぶ前に買ってはいたものの読めていなかった1冊をようやく読んでみる。「
女の園の星」。
とある女子高校の国語教師とその生徒たちによる日常を描いたコメディ漫画で、
なるほど、これはけっこうツボで、面白いと思う。冒頭1ページ目に「女の園のくだらないお話」だと記され、そのとおり、学級日誌に生徒が悪戯書きする“絵しりとり”だとか、生徒が担任につけたあだ名がどうとか飼ってる犬の顔に落書きしたとか。そんな、いわゆる“くだらない”と一見思われそうな、女子高生的には何とはない日常からコメディが成立している。
画の雰囲気もそうだし、笑いのツボは佐々木倫子を彷彿させて、感覚がよく似ている。
佐々木倫子好きは嵌るんぢゃないかしら。
巳巳展×外山文彦展、開催中。
今展は22日間開催のロングラン展示(土曜・日曜・祝日のみ開館)となっており、先の週末(昨日&一昨日)はちょうど中間点でした。
展覧会は好評で、また在廊していて今回特徴的なのは、県外からの来場者も多くそれも近県とかではなく東海地方などかなり遠方から来られるかたが見られること。「大地の芸術祭」を廻るかたのなかには他県のアートイベントへも熱心なかたもいて、この土曜日に来場されたかたに作品説明をしながらの会話中「中之条ビエンナーレもよく行ってます」とあった。
群馬県中之条町での中之条ビエンナーレには巳巳さんはよく出展されているから、2015年に氏がおこなった「卵の殻の薄皮によるインスタレーション」の話をしてみたら、7年も前の話なのに「その作品は現地で観ている。記憶に残っている」とあり、なんとも面白いことと思えた次第。備え付けの作家ファイルの該当ページ見せたら「あ、これこれ。この作品だわ」と即座に反応された。
さて巳巳さんと言えば。上の画像は奥の座敷からギャラリー入口(板の間)の受付台を撮ったものなのだが、ウィルス感染防止対策として受付に設けられているアクリル板に、私の背後の窓際に立っていた氏が反射で写り込んでいる。巳巳さんが写り込んでいると見つけてそれを狙った1枚だというのはもちろんのこと。こういうものは、見つけることは偶然かもしれないけれど撮るのは必然。意思がある。

奥の座敷
本日はギャラリー湯山
「巳巳展×外山文彦展」の会場に。午前11時から約2時間半の在廊。
ギャラリーに向かう途中「まつだい」駅に立ち寄ったら、
巳巳さんが制作された“展覧会の広報チラシ”がインフォメーションラックに置かれているのが目に入る。