開催中の「
巳巳展×外山文彦展」から。
1階(外山文彦展)は空間に対して仕掛け、2階(巳巳展)は
その場所の持つ歴史(具体的にはかつてこの地域に頻発していた「地すべり」災害)に対して思考する。上の画像はそうした視点の違いを1枚にできるものかと、階段の吹き抜けから1階2階を同時に狙ってみたもの。先のクール、8日(日)の撮影。
展覧会公式サイト:
https://atelier-zen.jp/mimitoya.html
展覧会は土曜・日曜のみの開催。今週末の14日(土)・15日(日)は、私は両日とも終日在廊しています。また作家の巳巳さんは
在廊予定表には記載ありませんが、この週末も2日間にわたって当地に来られることになりました。ただし展覧会のPRで近隣を廻る予定もありますので、巳巳さんがギャラリーに居る時間は限られるかもしれません。
20代くらいの世代だとどんな音楽を聴いてるのだろうとふと思ったものだから、尋ねやすいところで、本をよく貸してくれるKさんに聞いてみた。少し前の話。
名前を言われてもよくわからないシンガーもいたけれど、何人かは既知の名前で、そのひとりが「あいみょん」である。あいみょんは知っていたと言っても、例えば一枚のアルバムを通すなどできちんとその音楽に向き合ったことは無くて、つまりは俗にいう「知ってるつもり」状態であったとそうしたことに気付く。
そんな話をしたら、アイフォンに何曲かいま入れてるからと言われ、聴かせてもらえた。えっ、アイフォンからアイミョンが?と下手過ぎる駄洒落を口走ってしまうと白い目で見られるから口にはしなかったけれど、それで1枚はアルバムを買ってみたいなと思ったのである。
前置きが長くなったが、そんなかんなの経緯と、かつ
「巳巳展×外山文彦展」の会場に通うのは長時間通勤だしけっこうな回数にもなるから車中で新規のCD流したいよなと、展覧会の設営作業が始まる前に「
おいしいパスタがあると聞いて」なるアルバムを買い求めていたわけだ。どのアルバムがいいとかどうだとかはまったく聞かなかったから、単純にアルバムタイトルの14字の語感の好みでセレクトした。
聴きやすい(と一見思わせる)メロディに、かつ曲調がバラエティに富んでいて流しっ放しでもそう飽きさせず、元気にさせるようなエネルギーを感じさせるところなんて用途からしてもとてもよいところで、気に入っている。
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おいしいパスタがあると聞いて/あいみょん