
巳巳展×外山文彦展、開催中。 今展は22日間開催のロングラン展示(土曜・日曜・祝日のみ開館)となっており、先の週末(昨日&一昨日)はちょうど中間点でした。
展覧会は好評で、また在廊していて今回特徴的なのは、県外からの来場者も多くそれも近県とかではなく東海地方などかなり遠方から来られるかたが見られること。「大地の芸術祭」を廻るかたのなかには他県のアートイベントへも熱心なかたもいて、この土曜日に来場されたかたに作品説明をしながらの会話中「中之条ビエンナーレもよく行ってます」とあった。
群馬県中之条町での中之条ビエンナーレには巳巳さんはよく出展されているから、2015年に氏がおこなった「卵の殻の薄皮によるインスタレーション」の話をしてみたら、7年も前の話なのに「その作品は現地で観ている。記憶に残っている」とあり、なんとも面白いことと思えた次第。備え付けの作家ファイルの該当ページ見せたら「あ、これこれ。この作品だわ」と即座に反応された。
さて巳巳さんと言えば。上の画像は奥の座敷からギャラリー入口(板の間)の受付台を撮ったものなのだが、ウィルス感染防止対策として受付に設けられているアクリル板に、私の背後の窓際に立っていた氏が反射で写り込んでいる。巳巳さんが写り込んでいると見つけてそれを狙った1枚だというのはもちろんのこと。こういうものは、見つけることは偶然かもしれないけれど撮るのは必然。意思がある。

奥の座敷