

長岡小嶋屋CoCoLo長岡店では現在、外山文彦作品を展示中です。
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https://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-6663.html
●展示作品リスト:
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Lines and/or Landscape -1
(和紙への染料プリント、アクリル系塗料/2022年制作)
●蕎麦店の壁面を彩る企画です。アートの織り成す時間と空間を、おいしいお蕎麦などとともにお楽しみください。
●作品はご購入いただけます。お問い合わせはアトリエZenまで。
【
問合せ先:アトリエZen】
カーリング。氷上だから足元が滑るのは当然で実際のリンクに行って素人がやれば“あるある”なことかもしれないけれど、ストーンを投げる助走の際に転んでしまうシーンを初めて見た。ロコ・ソラーレの藤澤五月選手。
カーリングの日本選手権が始まっていて、テレビで放送していたからと昨夜は試しに点けていたら流れてきたシーン。目がテンになったのは、転倒したこともありはするけれどそれよりもむしろ、派手に転びながらのヘンテコな体勢からストーンを(銭形平次みたく)スパッと投げ相手ストーンをハウスから弾き出した(とりあえずそこだけ見れば好ショットになった)ことのほうか。
何年か前に「自らが回転しながら放る“Spin-o-rama”」をした際のことを思い出した。そのときも
(他の海外著名選手の例とも比較して)やっぱり藤澤さんはえらい上手いなぁと書いていたが、今回も同じで手先の鋭い感覚の冴えというのか、彼女の天才ぶりを垣間見た気がしたのだった。

今朝の31日付の新潟日報、スポーツ欄の下部
日本選手権といっても新聞紙上の扱いは小さくて、見出しはロコ敗れるの5文字だけ。もちろん本文に「転んだ」なんて記述は一切無い。でもスポーツ紙になるとこういうのは大喜びのようで、ネット上に
「藤沢五月 まさかの転倒でロコ・ソラーレ大爆笑」と出てきたデイリースポーツにいたっては、400字くらいの記事中、簡潔な試合経過「その後(転倒の後)競り負け、今大会初黒星を喫した」以外のほとんどを転倒ネタで占めていた。

なんとはなしに新聞のテレビ欄を見たら、大阪国際女子マラソンとあるのがなんとはなしに目に入った。
で、なんだこれはとつい思ったのは、有森 高橋 千葉 野口 渋井 福士と(放送の解説者の)6人の名前がいきなり並び「パリこそ、私。」とあること。これってそのままストレートに読めば「パリオリンピックこそ、私
(が解説者の座をゲットする)。」となるねなんて思ったのだが、でも6人もの解説は本来まったく要らないし、テレビは斜陽でパリにそう何人も派遣出来んかもしらんから、案外とそれも正解なのかしら。
「6人の解説者」に対し下は単なる語呂合わせで「9人の翻訳家」。ちょうど手元にDVDがあったというだけで、さしたる意味はない。
前回(日曜日)の記事でダマダムタルの展覧会について書いた。
いや、書いたと言っても「けっこうな長時間に渡って作品に接した」のにその20字弱とDMを貼ったただけだから、続きをその翌日にでもすぐ記そうと思っていたのだが、
でもここのところ忙し気味だったところにきたこの大寒波はいろいろ齎し、ちょっと影響も出ていて、書こうとするならおそらく長文となるであろうその更新もストップしていた。
さてそんななか昨日は打合せを2件。ひとつは(そのかたが今後計画をすすめたいとする)美術関係のイベント企画について相談にのって欲しいとあったもの。徒歩で向かえる喫茶店を指定しそこで話をしましょうとし、道中に(更新が止まっているblog用にでも)写真を撮ろうと最初思ったのだが、長岡では異例なほどのあまりの“極寒”にシャッターが押せなかった。
額の制作依頼とその相談を受けたことから昨日は出張。高崎まで。
また
昨年「押入れ百貨展」を企画したDamaDamTal(ダマダムタル)が高崎のビエント・アーツ・ギャラリーで展覧会を開催中で、そちらも合わせて廻れると楽しみにしていた。他、たぶん時間的にはもうひとつ大きな展覧会も行けるかもとこの日から群馬県立近代美術館で始まった「
アートのための場所つくり~1970年代から90年代の群馬におけるアートスペース」も行く道順を頭に入れていたけれど、額の打ち合わせは長引き、更にダマダムタルの展覧会もけっこうな長時間に渡って作品に接したため、時間が押して割愛。3月にはまた群馬に来るだろうからとそちらに回すことにした。
帰路は立地がちょうど通り道の国道17号線沿いだということで、ノイエス朝日という前橋市のギャラリー、同ギャラリー企画の「
可視2023」と題された12人展にも立ち寄っている。


この群馬県立近代美術館のチラシには、「群馬県内にはこれまで様々な“アートの場”がつくられてきた」とあり煥乎堂ギャラリィなど5つが挙げられているが、そのなかのひとつ
渋川市の「コンセプトスペース」は現在も活動中。同スペースからは「
行方不明“の”日本人」という展覧会DMをいただいていて、帰りに寄れそうだと最初思って計画してたのだが、よくよく見たら前日迄の観覧要予約制。(今回は雪予報も出ていたし)新潟県内や山間部の降雪状況によってはスケジュールを当日に変える可能性もあり、不確定要因の大きさに予約を断念していた。


マティス展
Henri Matisse: The Path to Color
会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)
/休室日:月曜日、7月18日(火)
※ただし、5月1日(月)、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開室
会場:東京都美術館
https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_matisse.html日本では約20年ぶりだというマティスの大規模な回顧展。ポンピドゥー・センターの全面的な協力を得ての開催。
[
日時指定予約チケットの件](3月28日追記)

昨年の暮れに「トクサツガガガ」のDVD-BOXをアマゾンで買い求めたのだが、数年前の発売のはずなのに届いたのは「初回限定」バージョンで、劇中劇の体裁で登場する特撮ヒーロー「シシレオー」のソフビ人形が特典で付いてきた。
私自身、幼少の時も特撮ヒーローものにそう興味を示さなかったしいまも興味があるわけでないから別に無くてもよかったのだが、しょうがないから箱のまま棚にとりあえず飾った。


マニアだと眉唾物なんだろうか、試しにアマゾン見たらこの付録品は23,590円で売られていた。高いなぁ。せいぜい5000円という気はするが、二万なにがしはもちろん言い値であって流通価格ではない。

獅風怒闘ジュウショウワン シシレオー ソフビ人形
そういえば
日本のテレビドラマをDVDで買う趣味は無いと昨年書いていたけれど、買い求めたのは別に考え方を変えたわけでも禁を破るということでもなく、すこぶるよく出来ているドラマだからという端的な理由。
2年前にBSで
未明一挙再放送したときがあり録画で見てはいるけれど、一貫して流れる(パッケージにもちゃっかり書いてある)「好きなものは好き(でいいんだ)」という基調がとてもよくて、スカっと気持ちよく観れる作品だということも大きい。直近で嵌った
フランスのテレビドラマ「アストリッドとラファエル-文書係の事件録」でキメ細やかと書いていたが、こちらも演技にしろギャグにしろ劇中劇にしろ作りが細やか。それは作り手の思い入れの強さというものだろうか、そういったところに嵌るのかもしれない。
まぁ実をいえば録画はしていたが状態がなぜかよくなくて、特に最終話のラストは尻切れトンボ(未見)だったなんてことも、直接の購入動機にはならないにしても、ありはした。