アート日和 from Niigata -アトリエZen-

新潟県長岡市で発行している月刊フリーマガジン「マイスキップ」連載の同名コラムのブログ版です。主宰するアトリエの企画展情報をまじえながら…

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外山文彦作品記録集(2020年編集版)_2020年10月発行/
郵送にて販売中です
詳細↓
https://atelier-zen.jp/toyamasassi.html

アトリエZen 展覧会案内
infomation




長岡小嶋屋“蕎麦×アート” 蕎麦店内壁面をアートで彩ります。
CoCoLo長岡店
1月10日~3月12日:外山文彦 /ウィルス対策で営業時間の変更がなされる場合もあります。長岡小嶋屋のホームページ等最新情報を確認ください


銀座ニューメルサ店
(銀座5丁目、ニューメルサ8階)
銀座ニューメルサ店は2014年12月20日をもって閉店となりました。

蕎麦店内の壁面を使っての展示となりますので、来場時にはワンオーダーをお願いします。アートの織り成す時間と空間を、美味しいお蕎麦とともにお楽しみください。
そばがきといった蕎麦店特有の和風スイーツや、コーヒー等の喫茶メニューもあります。 CoCoLo長岡店:ティータイムのデザートセットの例。(コーヒー315円)


ラ・ボントーン(長岡の人気のパン屋さんのなかに絵を飾っています)
vol.49/2023年1月4日~3月5日:中川采花 展示案内



小冊子「外山文彦・CANVASシリーズ」、発行しました。



■舟見倹二・作品カタログ販売中
封じられた世界から
~舟見倹二BOX ART

メールでご注文ください。
詳しくはこちら↓
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/
Entry/212/

舟見倹二・作品資料集「版の軌跡1976-2011」(2011年11月発行)

【作家ファイル】
外山文彦 CANVASシリーズ



エスクィント閉店のお知らせ↓
http://atelierzen.blog.shinobi.jp/
Entry/172/


記録

-Canvas- 外山文彦展
2017年6月10日~7月9日/ギャラリー空華 <記事index>

現代美術展「地下光学」 index↓
http://atelierzen.blog.
fc2.com/blog-entry
-3742.html




CANVAS 外山文彦展
2016年10月1日(土)~10月9日(日)/CoZAの間(横浜市港南台) 記事index:
http://atelierzen.blog.fc2.
com/blog-entry-3679.html


弥彦・野外アート展

10th 弥彦・野外アート展2019 -ファイナル・ステージ-〓終了しました〓
記事index:
http://atelierzen.blog.fc2.
com/blog-entry-5193.html


お知らせ

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長岡小嶋屋「CoCoLo新潟店」、2015年1月新装オープンにあわせて信田俊郎水彩作品を飾りました。
http://atelierzen.blog.fc2.com
/blog-entry-2886.html




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■ 2014.1.20
アトリエZenのHPができました
https://atelier-zen.jp/


15年前のレビュー/佐藤秀治・前山忠 インスタレーション個展

カテゴリを「佐藤秀治氏のレビュー」としてみたが氏が書いた論評ではなくて、逆に今回は氏の作品へのレビュー。いささか古い出典であるが15年前のもの。

氏の作品について長岡市ギャラリー・イーズでのインスタレーション(2007年)の画像を昨年末に挙げていた。菊の支柱竹を縦横に組むというこの作品を取り上げた理由を書けば、とても好きな作品であり、大作だということがまずあったけれど、作家自身が2008年はじめの「新潟現代美術家集団GUNの軌跡展」の際に執筆・発行した小冊子「私の“青の時代”」に於いて「先回のイーズでの作品は、私が私に誇れる作品であった」と明快に記していることも大きい。
この素材でのインスタレーションは2007年ギャラリー・イーズのほか、屋外の大階段広場・踊り場を舞台とした「弥彦・野外アート展」、美術館庭園の緑の中に展開した翌年の「今井美術館個展」と、特性を大きく違えての三会場でおこなわれていて、下に載せるレビューはその今井美術館個展に関し(同様にこの場所でインスタレーション個展をおこなった)前山忠展とあわせ、新潟日報紙の文化欄に大きく取り上げられたものになる。
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竹や角材配置「空間」が作品
変化する新たな視界
 ~佐藤秀治・前山忠 各々のインスタレーション個展

評:外山文彦  


●2008年10月9日 新潟日報文化欄掲載  


インスタレーションという表現手法がある。直訳すると「設置」。ある空間のなかに事物を置くことを意味するが、単に置くだけでなく、天井、床、壁など、それを取り巻く周囲も作品の要素とする。空間全体を作品とする点でオブジェとは異なる。
「大地の芸術祭」をはじめ近年の国際展をみると、絵画や彫刻、いわゆる平面や立体といった枠にとらわれない表現が主流であり、映像やパフォーマンスなどとともにインスタレーションは有力な表現スタイルになっている。見附市・今井美術館で先月今月と相次ぎインスタレーションによる注目すべき個展が企画された。佐藤秀治(長岡市)、前山忠(上越市)という、ともに県内現代アートの草分け的存在の作家によるものである。
佐藤秀治展(2008年9月5日~14日)は、菊の支柱(竹製)を縦横に組んでの作品。立体構成としての造形美というわけではなく、自然界でクモが巣をつくるように竹を1本ずつ紡ぐように組む。この素材自体でいえば、昨秋の弥彦野外アート展に端を発し、その翌月に長岡のギャラリー空間で室内インスタレーションへと昇華させたものと同じであるが、作品の表情は軽やかに変化する。現場制作時の空気や時間をとりこんでのその味わいの差異は、インスタレーションならではのものといえるだろう。
開催中の「前山忠の視界2008」(※10月3日~26日)は、タイトルが示す通り「視界」をコンセプトとする。「何気ない日常の情景や風景のなかで出くわす、何か目をひく場面。その一部を意識的に切り取ったり、持続させるような仕掛けをしたい」と自身が語るように、近年ライフワークとして追究するテーマである。
美術館ギャラリー、庭、旧工場跡である別館の三会場を駆使し、それぞれで趣向を違えたインスタレーションを行っている。ギャラリー(室内)と庭(屋外)で使う素材は同じもので、3.5センチ角、長さ4メートルの角材、合わせて約百本である。
庭ではその角材を、既存の彫刻や石、立ち木、建物の外壁、竹林など、もともとそこにあるものと相互に関係させながら、一周、巡らせるように配置する。
前山は、木のフレームを設置して新たな視界を呈示する作品を各地で展開しているが、ここではそれを連続化させる。動きのあるダイナミックな構成で、シリーズとしての新たな局面もそこにみえるが、鑑賞者がその「場」に遭遇することで新たな視覚体験をさせる「仕掛け」にこそ作家の真骨頂があろう。
一方、ギャラリー空間では、建築の小屋組みを模したように角材を配置して俯瞰的にみせる。見せ方としての面白さもあるが、よくみると床や壁に対して意図的なズレがあり、角材も互いに平行ではない。直方体の建築空間のなかでのそうした微細なズレの蓄積が、庭作品とは違う「視界」を意識させる。素材の違いがない分、「場」の特性がより鮮明に浮き彫りになり、インスタレーションとしての魅力にあふれている。

(評者:フリーキュレーター・美術作家/※掲載時の肩書き)  

ラ・ボントーン 春パン祭

ベーカリー「ラ・ボントーン」、明日22日から春パン祭です。
・実施期間:3月22日(水)~26日(日)
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同店では壁面に4点のアート作品を(定期的に入れ替えながら)飾っています。現在は新潟市在住・塚田晶子さんのイラスト(&漫画)作品4点を展示中。

板垣良和作品展示中

長岡駅ビルCoCoLoの蕎麦店「長岡小嶋屋」から。
店内壁には現在、板垣良和さんの作品7点が飾られています。
展示案内][展示作品リスト

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19-103a275.jpg清 華

 kojimaya      


蕎麦店の壁面を彩る企画です。アートの織り成す時間と空間を、おいしいお蕎麦などとともにお楽しみください。
■作品は購入もできます。お問い合わせはアトリエZenまで。 [問い合わせ先

クールにスルーされ

さて先週の個人的トピックスを挙げておくと、病院に行ったということがある。初っ端の月曜の朝に交通事故に遭い、後部シートに積んでいた作品は無事だったとそのとき書いていたけれど、信号待ちの完全停車時にノーブレーキで追突された衝撃に、作品は無事を確認しても私自身や車自体はそう無事というわけでもない。私は整形外科にかかり、車のほうはもっとたいへんみたいで(修理工場に入って)現在手術中だ。
私はけっこう丈夫に出来てるようなのと病院にかかることを基本好まないので、病院に行くというのはかなりのトピックス。詰め物がとれ歯科に行ったことを除けば7年前に足の怪我でしょうがなく見附市内の外科にかかったとき以来となるだろうか。

整形外科といっても馴染みのところは当然なく、頭に浮かんだのは、高校生のときに激しい運動部にいた影響で椎間板ヘルニアになった際にかかった古くからある外科病院で、念のため見たグーグルのレビューもまずまずだったからそちらに行くことにした。
交通事故の場合は健康保険は効かず、相手の損保会社から「当方で治療費を全額見る手配をしたから病院では支払わなくていい」と言われていたので、保険証も財布も(何も)持たず身一つでいい。そんな身軽さでいたから咄嗟のことと感じたのだが、病院受付の若い女性職員から「こちらの病院にかかったことありますか?」と訊かれた。診察カードを新しく作るかどうかのお尋ねに、咄嗟だったからつい「高校生のときに来てます」と、受付のかたはまだ生まれてもないだろう頃のことを口にしてしまったけれど、華麗&クールにスルーされて、新しいカードが手渡された。

塚田晶子+原型 at HOPI

ベーカリー「ラ・ボントーン」にいま作品を展示している塚田晶子さんが、写真と珈琲豆販売の“原型”さんと組んで長岡駅近くの雑貨店で本日1日だけ作品を展示販売しているということで、行ってきた。歩いて向かう通り道に、今年新しく移転オープンした陶器の老舗ギャラリー、GALLERY KURIMOTO(ぎゃらりい栗本)があるのでまずそちらに立ち寄ってから。
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この新しい建物がなかなかよくて、外壁の店名部分を写真におさめてみたけれど、雨中で傘さしながらアクロバチックな体勢でのアイフォン撮影はなんだか変にゆがんでしまっていて気に入らない。
で、そこから徒歩15秒くらいに目指す雑貨店「HOPI」がある。長岡造形大の現役学生(現4年生)が運営しているお店で、今回初訪問。インスタ hopi.kurashi
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話をしていたら今年の長岡造形大の卒展の話題になった。限られた時間で行くしかなかったのに「タバコ屋の研究」なるものに引っかかり、面白過ぎて(置かれてた論文も読んでたりしてたら)そこで時間がなくなってしまったと、奥の第三アトリエ棟にあった店主の作品を見れていない言い訳をする。けれど学科は違うのに当該「タバコ屋研究」学生を知っているらしく、妙なところで話はつながった。
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HOPIからの帰路はすずらん通りを経由して。GALLERY KURIMOTOが以前入っていた角地の1階はテナント募集となっていた。

春季限定ふきのとう天へぎ


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長岡小嶋屋CoCoLo長岡店。月曜日に店内展示作品の入れ替えの際に撮った店内メニューから。新潟県産ふきのとうを使った「ふきのとう天へぎ」、単品の盛り合わせ等が春季限定で出ていたので貼ってみました。期間限定の“店長推薦”メニューとなります。

メニューに関して書きますと、蕎麦店ですのでへぎそばといった核の部分は勿論変わりませんが、季節メニューは随時変わっていくほか、サイドメニューの類など時々変更がなされます。例えば甘味のメニューにかつてあった“焦がしそば粉のあんみつ”は、(不覚にもDMに小さく記載したままになってたのですが)今は仕様が変わっています。ご容赦ください。

板垣良和 展示作品リスト (長岡小嶋屋CoCoLo長岡店)

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長岡小嶋屋CoCoLo長岡店の店内展示“蕎麦×アート”。
不慮の事故の影響でその後の更新が遅れましたが、今週から板垣良和さんの彫金技法による作品7点を飾っています。会場風景および、以下、展示作品のリストです。


CoCoLo長岡店“蕎麦×アート” vol.78
 板垣良和 /  展示作品リスト
    展示案内:https://atelierzen.blog.fc2.com/blog-entry-6728.html
 展示
 位置
 no.  作 品 タ イ ト ル  技法/大きさ(額サイズ)
 A  1  華  彫金/150×150mm
 B  2  Hexa  彫金/170×150mm
 C  3  無   題  彫金/150×100mm
 D  4  清   華  彫金/100×100mm
 E  5  Kaleidoscope  彫金/330×280mm(額外寸)
 F  6  プルメリア  彫金/140×100mm
 G  7   さく  彫金/200×80mm

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蕎麦店の壁面を彩る企画です。アートの織り成す時間と空間を、おいしいお蕎麦などとともにお楽しみください。
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プロフィール

長岡市在住,アトリエZen主宰。
美術作家。同アトリエをベースにアートイベントの企画・コーディネートにたずさわっています。また、長岡で発行している地域情報誌「マイスキップ」の編集にも関わっています。
【アトリエZenの業務内容】

■連絡はこちら↓
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atelierzen99☆yahoo.co.jp
(☆を@に)
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