print works― 舟見倹二+外山文彦 展、ギャラリー沙蔵で開催中。
ギャラリー1階での
“print”作品の展示リストを先に記しましたが、こちらは2階で併設開催の「舟見倹二油彩画1949-」の作品リストとなります。プリントの作品で括りたいという企画上、階上での併設展という言い方をしていますが、単体の展覧会としても十分成立する、見応えのあるものとなっていると思います。来場者のかたからもそうした感想をよく伺います。
ギャラリー2階/
舟見倹二 油彩展示
※1 浮き出し型フレーム入りミニ作品、箪笥階段に設置
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尚、油彩展示と銘打っていますが、今回1点だけ水彩スケッチ作品をセレクトしています。いちおう書いておけば、1点「だけ」という点には企画上の(私としての)こだわりがあります。候補は他にもあってセレクトには迷ったのですが、1952年東京芸大にいたときの都内スケッチの1枚としました。そんなことを簡潔な短文で、会場ではクレジットのパネルで掲示しています。
芝浦にて 1952年12月27日
print works― 舟見倹二+外山文彦 展 website:
https://atelier-zen.jp/funatoya2023.html

print works― 舟見倹二+外山文彦 展、ギャラリー沙蔵で開催中。
以下、今回展示した作品のリストです。(2階の油彩作品は次のエントリーで記します)
舟見作品は一貫してthe series of spaceというタイトルに分類記号が付くかたちで、2作家ともアルファベットと数字を羅列するようなスタイルで共通するところですが、唯一外山2作品に、少女が振り向くだとかやけに具体的に14字に揃えた題名があります。これは少し特殊なタイプで、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」を作品に引用しての制作です。
舟見倹二 「版」作品 特記なき作品はシルクスクリーンプリント
※1 版画、鏡、アクリルによるミクストメディア作品
※2 展示意図から2階に展示
※3 2013年個展時に過去版作品を素材に使って制作
外山文彦 特記なき作品は和紙に染料プリント、アクリル系塗料

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展覧会風景の画像を3枚貼りましたが、画面に写るのはいずれも舟見作品のゾーン。一番下の画像、右にあるのは
パネル化していると先日記していた舟見倹二コメントです。
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