
素材となる麻布の地を生かしつつ
アクリル絵具で着彩を施し構成したシリーズ。
右:「Asa. 10-01」(783×296mm)
■作品評(掲載紙の抜粋)/クリックすると大きくなります
左:美術家・舟見倹二氏(2011年3月31日 新潟日報文化欄掲載)
右:美術評論家・藤嶋俊会氏(2007年9月3日 新潟日報文化欄「県人アート」掲載)


●作家コメント (2011年1月の新作個展開催時)
キャンヴァスの裏側を使って構成したこのシリーズの発端は、人目に触れることのない「裏」に意外な美しさがあると気づいた大学生時代に遡るから、かれこれ20年以上になる。当初は表と裏との関係、地(素材)のテクスチャー、その表情の差異、といった辺りの興味から出発したが、新しい発見も得て、長く続けるうちに意味が深くなったように感じている。(2010.12)

at フォトギャラリーイーズ /長岡 (2007年、テレビ新潟の番組にて制作風景を公開)

「Asa. 08 a-1」個人蔵(2008年)
■ 外山文彦 プロフィール TOYAMA,Fumihilo
1964年 新潟県長岡市生まれ。同市在住。
1985年ローマ画廊(東京・蒲田)で二人展。1988年ギャラリ-プロムナ-ド(長岡市)で初個展。以降、ギャルリ伝・FLOOR2(東京・世田谷/1994)、カフェ&ギャラリ-Zen(長岡市/1999、’00,’02)、ウィリアムモリス(東京・渋谷/2007)、新潟絵屋(新潟市/2008)などで個展12回。
参加した主な展覧会に、ノプラマ・ア-ト『ラフィン・ザ・ヌ-ド』(THE GROUND/東京)、新潟・いま・表現“マグニチュード”展(新潟市美術館)、レア・アート・エキスプレス(新潟市・創庫美術館)、発作魔偶名野外美術展(糸魚川市・日光寺観音堂境内)、弥彦・野外アート展(新潟県弥彦村)、原風景展(東京都美術館)、大地の芸術祭「越後妻有 雪アート・プロジェクト」(十日町市信濃川河原)など多数。
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