この場合、“批評”というのは私がしたものでなく、他のかたが私の作品に対してしたものである。幸いにして、美術作家や評論家のかたなどこれまで新聞紙上や私信等でいろいろと書いてくださり、振り返ってみるとそれがだいぶあるし、自分にとって意味が大きいから、ここらで一度まとめてみたいと考えて。
…集といっても大袈裟なものではなく16ページほどの小冊子。販売目的もなくあくまで個人の記念(記録)的なものだから、部数をきわめて限定してのオンデマンド印刷である。 個人の記録集だし時間かけてもしょうがないから簡単に作ろうと考えた。
だから時間のあるときに少しずつ編集をすすめていたのだが、やり出すと(埋もれていた資料なんかも新たに探し出してきたりして)だんだんと本格的になり、同時に入稿締切も迫りだしてきたから、なにやらたいへんになってしまっているところ。16ページもあれば批評集とするにはページに余裕ありすぎ、なんでも入れられるぞと最初は思っていたが、やはり「編集」としての抜粋と選択は必要のよう。

さてそんななか、今日は「長岡フルートアンサンブル第25回記念演奏会」に行ってきた。25周年ということで、公演パンフレットにはこれまでの演奏履歴も記載され、この日の演奏曲目も25周年を意識したものだった。
それらに触れながら「四半世紀ってことだよなぁ~」と言葉にしたときの重厚感みたいなものを思っていたら、私がいま制作している批評集も「1987年から始めて現在まで続けているシリーズ」を基に編集しているから、数えたらこちらもピッタシ25年。同じく四半世紀記念となるようであった。
ただ、私のほうは25年フルということではまったくなく、途中、かなりの空白期間があるから「なんちゃって四半世紀」なのだけど。
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